さて既報のように、本日より青森県へ来ております。
わたしはチョコチョコと青森県で要件があり、
年に6回くらいは往復しております。
ことしはもう3回目ということになります。
で、これまでの旅程とは替わって、今回は北海道新幹線利用。
LINEで家族にも報告したら、
「ミーハーだな〜」とあきれられた(笑)。
まぁビジネスで来ているし、ほかに手段もないので、今後とも
利用せざるを得ないので、娘の指摘は的は射ていない(キッパリ)。
しかしまぁ、メディアやコミュニケーションの仕事をしているので
「どんなことが起こっているのか」という興味は強く、
そういった「ひとびとの関心事」には、体験知見は必要になる。
そういう意味で、多少は野次馬的関心は強く持っております(笑)。
きのうは、午前6時52分札幌始発の「スーパー北斗」で出発。
これまでは8両編成だったように思いましたが、
10両編成になっておりました。
こころなしか、車両も新しさを感じた次第。
で、千歳・苫小牧を回って、新函館北斗まで到着が10:24。
新造された新幹線の駅舎であります。
で、新函館北斗を10:49に発車。
到着、新青森までは約1時間の11:50であります。
きのうのニュースでは途中の青函トンネル内で緊急停止したことを
JR北海道が報告しなかったと報道されていました。
在来線の貨物列車もこのトンネルを利用していて、
新幹線とは違う「軌道」があり、
そのふたつの軌道の間に金属片が落ちていたのを、
はやぶさが感知して緊急停止したが、2分ほどの遅れで復帰したということ。
こういった情報、どの程度まで情報開示すべきなのか、
線引き自体は難しいでしょうが、それだけ北海道新幹線、
いまは注目度が高いし、ニュースになるのはやむを得ないでしょうね。
1985年貫通、供用開始が1988年ということで、
すでに28年の歳月が流れていて、貫通工事当時から
新幹線が通れるように設計施工されていた。
しかし、これほどの長期間を経ての実質的な供用開始。
関係者のご苦労は、察してあまりありますね。
乗り心地自体は、まったく最新の新幹線そのもの。
新幹線移動に慣れている関東以南地域のみなさんにとって、
新幹線で「札幌まで」乗っていけるというのは、たしかに魅力になる。
しかし、新幹線の旅とは言え、3時間がひとつの限界ではないか
という意見もいろいろな人から聞かれます。
既存の新幹線で言えば、東京から広島くらいが限度で
福岡・博多にはやはり飛行機となるのでは、というご意見。
そうすると、地域間、たとえば関西・中国と九州というように
地域間のひとの交流というようなことを
どれだけ活性化させられるか、というのがキモなのかも。
北海道と東北がどれだけ「交流」できるのか、
そんな大きなテーマも見えてくるように思いますね。
Posted on 4月 7th, 2016 by 三木 奎吾
Filed under: 出張&旅先にて
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