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韓国でのクルマ・道路交通状況

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韓国ツアーでは、ソウル市内移動だけだった1日目と
釜山で帰りの便まで時間がそれほどなかった4日目を除いた、
2〜3日目については、長距離移動だったので、
バスを仕立てて、貸し切りさせていただきました。
24人乗りということでしたが、
ゆったりと9人で乗車していたので、長距離にも関わらず、
たいへん快適に移動することができました。
地図では、メインの動線だけを記載していますが、
それでも移動距離は466kmと書かれています。
実際には、たくさんの寄り道をしているので、700〜800km程度になっている。
ソウル中心街明洞のホテルを出発し、北朝鮮との対峙ポイント
板門店の近くの「ヘイリ芸術村」へ移動し、そこからソウル市内へ帰還。
市内を数カ所移動してから、安東市へ移動、ホテルへ。
そこから河回村〜仏国寺と回って、釜山へというルートでした。

まずはじめに気付いたことは、
韓国ソウル市内では、一円で「駐車禁止」が厳守されているということ。
市内の幹線道路幅は片側3車線程度が普通なのですが、
それくらい広いと日本では歩道側の車線には
一時停車を含めた車両が、たくさん停車するケースが多いけれど、
韓国では監視カメラがたくさん設置されていて、即違反キップを切られる。
ということで、3車線とも、ビュンビュンとクルマが行き交っていて
ソウル市内では「渋滞」発生原因が解消されている。
最初から、運転手さんとしっかり連絡を取って、
待ち合わせ時間を厳守しなければならない。
ちょっとでも時間がズレると、周辺をぐるっと回ってくるので、
待ち時間はそこで発生するのですね。
その分、市内を抜けるのもかなりスムーズでした。
さらに一般道でも90kmくらいの速度制限になっている。
しかも道路幅が広いので、ガンガン飛ばしてくれる感じであります。
あ、日本とは違ってクルマは右側交通、ハンドルは左側。
高速道路では、バスなどの公共交通手段は一番左側車線を優先道として
割り当てられている。これはきわめて便利・合理的。
ソウルから出て行く幹線道では車線が片側5〜6車線というのもザラ。
それでもラッシュ時などは満杯状態で、スイスイと走れるのは
いちばん中側のバス車線のみという状況。
ETCの「踏切」通過については、日本では考えられないほど
みんな速度を落とさずにビュンビュン行き交っている(笑)。
「おおお、」という驚きの声が車内に広がります。
かなり想像を絶するクルマ社会という印象であります。
韓国の王宮建築・景福宮見学では駐車場に入れていたのですが、
ソウル市内各地では、どの程度大型の駐車場があるのか、質問を忘れた。
その後、地方に行くと駐車禁止はあんまり厳しくはない印象。
高速道路の料金は、日本では考えられないくらい低額。
たぶん、1/3くらいではないかと感じました。
また、釜山ーソウルという450kmの距離の長距離列車でも
3000円程度で移動可能なのだということです。
いちばん高速移動が可能な高額列車でも6000円程度で、
しかも飛行機でも大体同額程度なのだと言うこと。
ガソリンの値段は日本より若干、2割程度は安く感じました。
ただ、日本車には対抗心が強く、ほとんどが韓国製もしくは
EU圏製が多く、ディーゼル車がたくさん走行しています。
軽油はさらに低額だと言うことなので、
韓国内では、交通費用は日本よりも感覚的には半分以下と感じました。

しかし最終地の釜山は、いかにも伝統的港町で
坂道や狭小道路が多くて、日本の一般的な街と変わらない状況。
ソウル市内の道路整備がものすごく進歩しているということかも知れませんね。
今度行くときには、レンタカーを借りて走ってみたい、
クルマ大好き男が観察した、韓国交通事情でした。

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