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ラッキーピエロでインスタントラーメン?

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先日の函館出張では、昼食にラッキーピエロを。
で、お決まりのチャイニーズバーガーセットを食べて満腹していましたが、
その出来上がってくる前に
港近くのお店の店内を見回していると、ごらんの包装のものが
店内の一隅にうずたかく積み上げられているではありませんか。
当然、なにごとかと気になるのは人情であります。
さっそく探検してみると、インスタントラーメンであります。
赤い色の包装がしょうゆ味で、黄色い方はしお味という次第。

ラッキーピエロは地ハンバーガーショップとして
函館らしさへのこだわりという、北海道内企業としては、
きわめて先進的なスタンスで商売している。
そのメニューの融通無碍さは、まことにリスペクトさせていただいていて
ラーメンまでメニューにあるということは聞き及んでいる。
しかしそれをまた一歩進めて、インスタントラーメンとは、
さすがに、そうか、その手かと驚かされる。
裏面を確認したところ、製造は旭川の知る人ぞ知るラーメンメーカー
藤原製麺と言うことでした。
ラッキーピエロは、これからの「地元」企業としての先導的な
マーケティング活動を行っており、
そういう展開の中で、押し寄せるアジア圏の観光客をにらんで
こういった戦略を選択したものとお見受け致しました。
このラーメン、食べてみると「寒干」の技術で製造した麺を使っている。
世界的には、一般的なインスタントラーメンが主流でしょうが、
生麺の食感を重視した寒干を採用するあたり、
インターネット時代のローカリズムへの先駆けという
なかなか先を見越していると思われる。
そして山盛りのディスプレーションは、
中国の爆買い志向のみなさんへのサブリミナル戦略としてのアピールと
受け取らせていただけました。
ということで、1食170円也という商品ですが、
こういうのは食べないカミさん以外の、坊主とわたしの分として、
各1食、ラッキーピエロの戦略にまんまと乗せられて
お買い上げとなった次第であります。
・・・まぁ、なかなか美味しかったということで。

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