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どうやらドカ雪到来、むむむ

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さてさて、きのう東京、関東圏で大きなニュースになっていた
「大雪」ですが、きょう明日は北日本、とくに北海道直撃ですね。
こういう太平洋岸を爆弾低気圧として通過するヤツは
札幌、道央圏は案外影響が出ないケースが多いのですが、
今朝5時前の段階でそとを確認したところ、
ついにことし初めての「ドカ雪」到来のようであります。
でもまぁ、いまのところの目視では20cm〜30cm程度の積雪ではないかと。
ただし、この雪の降りようではかなり長時間、降り続きそうです。
たぶん、きょうから明日いっぱいまで除雪に追われると思われます(泣)。

そういうことなので、
ブログをゆっくりと構想して書き綴るのは、本日は自重して
雪国人としての業に従って、従順に雪とふれあってきたいと思います。
別にそんなに仲良くはしたくありませんが、
「お〜〜い、遊ぶべ〜〜」と呼ばれている以上、
覚悟を決めて、どうせならにこやかに対応したいと思います。
でも、昔、20年くらい前に
この時期に道東道北の各地を取材で行脚していた経験があります。
5〜6年続いていたのですが、どうしても大雪に遭遇しました。
一度など、それこそ猛吹雪の中を雪中行軍。
中標津から弟子屈までの夜間通行で、中標津を出発したら、
すぐにその道は「通行止め」になったなかを走った。
いや、走れずに、道路脇のポールを1本1本確認しながら
「止まったら、吹きだまりで助からなくなる・・・」とノロノロ運転。
幸い、カメラマンとのふたり旅だったので、
お互いを励ましながら、恐る恐る走行した。
30数キロの道のりですが、途中、すれ違った対向車は1台のみ。
道の半ばほどにシェルター状の「防雪」トンネルがあり、
そこでのビバーク、緊急野営すら考えたのですが、
しかし吹雪の状況から考えて、こっちの装備も不安で、
しかも緊急用の食料も持っていなかったので
そのまま、再度トンネルを抜けて吹雪の中に突入したのでした。
やっとの思いで弟子屈の街の灯がおぼろげに見えたときには
生まれて初めて、命の危機からの脱出感を味わった次第。
出発が午後6時頃で、当日宿泊予定の温泉のホテル到着は午後9時半頃。
とっくに食事時間は過ぎていたのですが、
残り物を食べさせていただいて、お風呂に入って
ため息を腹の底から絞り出していましたが、
疲労感、その残留感がなかなか抜けなかった(笑)。

まぁ、北海道にいれば、年に1回か2回は、
こういうドカ雪はかならずやってくる。しょがありませんね。むむむ。

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