つい先日まで半袖しか着ていませんでしたが、
あっと思う間もなく、初雪の便りが聞かれるようになり、
日々の散歩路もごらんのような色づきを見せております。
きのうの社内の会議ではもう忘年会のことが確認もされていた。
まことに季節の巡りは駆け足であります。
ことしの秋、札幌地方はなぜか雨が続いていて
それも朝方雨ということが多くなっております。
なので、散歩にはなかなか出掛けられない日々が続いています。
まぁそうでなくても、娘が帰省していたりで
家族のために食事の支度などをするのが楽しくて
自分のことよりも、そっちの方が優先されることが多くなっている。
しかし、先日も友人と話していて
旅先で一番感動するのが、朝日が出たとか富士の山が見えたとか
夕陽の美しさに感動したとか、
どうもそういう単純なことについには、無上の感動を覚えるようになる。
自然のうつろいを肌で感受するようなことが
いちばんこころを満たしてくれる契機であるのかも知れません。
この季節の、どんどんと寒さがつのっていく感じは
やはり北海道でしか感覚できない独特のもの。
そういった視覚体験、体感といったものが、
人間活動の大きな資産にもなっていることが
自然と理解出来るようになっていくものだと思います。
道が雪に閉ざされるまで、いや、閉ざされても
多くの人がそこに道をつけてくれる営為があるのですから、
日々の自然感受機会、今季も続けられるだけ、続けたいと思います。
Posted on 10月 16th, 2015 by 三木 奎吾
Filed under: 「都市の快適」研究
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