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木製窓の交換・メンテナンス、建物点検

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さて、わが家のメンテナンス作業であります。
建築後24年ですが、途中、築後7年ほどで大規模な増改築工事をしています。
メンテナンスとしての工事は、それ以来ですから17年ぶりくらいでしょうか。
職住一体の兼用住宅だったのですが、
仕事スペースが、スタッフの増加とともに不足してきて
大幅に面積を増やしていたのです。
当初は、夫婦とその他1〜2名でやっておりました。
なので、新築当時スタッフはどんなに増えても5〜6人と思っていたのですが・・・
予測は大きくハズれてしまいました。
その後もスタッフは増えて、結局増改築工事の甲斐なく、
あらたに事務所を近くに新築することになり、
わが家は、この建物を専用住宅として取得したわけなのです。

構造は1〜2階コンクリートブロック(CB)と
3階部分と増築部分は2×4木造の混構造であります。
窓は、当初から木製3重ガラス入りでした。
で、主体CB造部分の窓はスウェーデンからの輸入窓でしたが、
3階に使う小さな窓については、その当時少量流通していた
小規模国内メーカーのものを3枚だけ導入したのであります。
これが、どうもいただけなかった・・・。
どうも小規模国内メーカーさん、見よう見まね低価格品だったようですが、
これが、数年でいろいろ不具合が出てきてしまった。
当時の経緯では、他のメーカー品が指定されていたのですが、
どうも「同等品」扱いとして、こちらのものになってしまったようなのです。
このあたり、経緯はハッキリとしていません。
まぁ具体的なメーカー名は伏せますが、その後、
窓メーカーとしては撤退されているように思います。
要するに、窓の下端の部分への防水加工が不十分だったようで、
そこから雨水が浸入して、枠下端が機能不全を起こした。
数年で開閉に不具合を引き起こしてしまった。
やむなく今回、交換して樹脂窓にすることにしたのであります。
写真上を見ていただければ、下端部分の木部腐食が確認できます。
こうした窓を撤去して、枠下地などを寸法調整して、
既製品の樹脂窓に交換した状態が下の写真であります。
窓撤去後、解体した周辺部分を確認しましたが、
断熱や主体構造部などには瑕疵は見られず、
おおむね状態は良好と判断できました。
主体であるスウェーデン木製窓は、本体部分には特段の瑕疵はありません。
ただ一部、サッシ外側の枠下端で雨水侵入の様子があり、
点検しながら、補修作業を進めてもらっております。

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ただ、増改築工事のときに
無落雪から傾斜屋根へと、屋根の形状を変更したのですが、
その雪処理と滑落雪への対処を考えた木製窓への保護桟打ち付けが
問題を起こしておりました。
どうやら、そこから水分が侵入して、被害をもたらせていたのです・・・。
まだ、工事は進行中ですので、また追って中継(笑)したいと思います。
建物を「愛着を込めて、長持ちさせる」ことって、
自分自身の過去のありようも見えてきて、
ちょっと不思議な感覚が迫ってくる感じがあります。
ありのままに、できる範囲のことに集中して対処したいと思います。

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