そろそろ今年の住宅市場が動き始める時期になって
一般ユーザーのみなさんへの広報活動が活発化する時期。
ではありますが、隣接する２箇所地域でWヘッダーというのは初めての経験。
しかしいっぺんに２地域の住宅関係のみなさんと交流も出来るので
体力的にはややきついけれど、メリットはある。
花巻は午前10時スタートで、おおむね２時間で正午まで
こちらの方は、だいたい想定した内容をしっかりお話しできて
数分でしたが、講演の内容について
ご参加いただいたみなさんともお話しが出来ました。
一方、北上の方では、
午後２時10分スタートで、当初予定は３時40分までの１時間半。
こっちの方は、用意した講演内容を消化しきれず、
タイムアウトになってしまいました。
内容としては、住宅性能のお話しが１つと、
もうひとつ、夫婦での家事労働についてのシェアということのお話し。
花巻の方では、きっちりと両方をお伝えできたのですが
北上の方では、住宅性能のことをお話ししていたら、
あまりにもみなさんの関心が集中してきた感じだったので
ついそっちのテーマに突っ込みすぎてしまいまして
「家事ハラスメント」の方のお話しは出来なかったのです。
しょがない、主催者の方々に深くお詫びしていた次第。
ただ、私の話では、低断熱低気密の家の実態写真とか
その説明のマンガ表現などが多く、
一般のみなさんは、非常に関心が集中してくるのです。
とくに青森の市街地で非常にたくさん見られる「氷柱」の
豪快そのものの写真をお見せしたところ、異常な目線の輝き（笑）。
怖いもの見たさの人間心理そのままが表出してくる。
そういうときには、むしろ集中的に
情報を丁寧にお伝えした方がいいと判断したのです。
講演終了後、数人の方からマンガを欲しいとか、
ちょっとした相談もいただき、それなりに反応も感じられました。
午前中の花巻の方では、家事ハラスメントの件で
とくに女性参加者のみなさんの目の輝きが爆発的でした（笑）。
ご夫婦で参加されている方が多く、男性のみなさんは目を伏し目がちに・・・。
そういった瞬間にはむしろ、掻き立てるように笑いに引きずり込む。
女性の本音が爆発してくると、会場が沸き立ってくる。
わたしが、わが家の朝食家事担当であることをカミングアウトすると
女性たちの目の表情が一変していくのです。
男性たちは、早くこの話題から離れてくれといわんばかりの表情。
トドメとばかりに、スライドで「男女家事機会均等法の制定を」と訴えると
家庭内争議のタネが、しっかりと伝わった実感が得られました（笑）。

さて、きょうはまたフェリーで北海道まで帰還。
ミッションを無事終えた安堵感もあるので
ゆったりと安全運転で行きたいと思います。さてと・・・。

Posted on 2月 16th, 2015 by 三木 奎吾
Filed under: リプラン＆事業