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アトリウム日射遮蔽

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アトリウムって、とくに北海道や寒冷地域では
ニーズの高い空間ではないのかと思います。
温暖地では、こういうガラスの空間は作ろうと思えば、
それこそそれほどの痛痒もなく造作できますね。
・・・とはいっても、ガラスで構成された大空間、
温熱環境の知識がなく無造作に作ってしまうと致命的欠陥をもうみだします。
多くのデザイン賞を受けたような建築で、ガラス壁面隅角部などで
冬期に氷柱が生成するという問題が指摘されてもいます。
それほどの気温低下ではなくても、いろいろ不具合は考えられるのですね。
っていうようなことなのですが、
温暖地においておや、ということで、寒冷地ならば
こういう空間を作るについては、まなじりを決して取り組まなければなりません。
写真は旭川の「北総研」の建物のアトリウムの様子。
上記のような冬の問題は当然クリアされているのですが、
反対に夏場の「防暑対策」も考えられていかなければなりません。
なんといってもガラスなので、日射取得が大きくて
簡単に内部温度上昇が大きくなってしまうのですね。
ここでは写真上部の屋根ガラス面内側に遮光スクリーンを
装置させていまして、その開閉を「人力」で行えるようになっています。
なぜ機械制御ではなく、人力?と聞いたら、
まずは単純にコストが機械制御ではかかりすぎるのと、
暑い寒いのセンサーは人間の感覚に任せた方が対応が早いし、
そのまま、メンテナンスも容易にできるということに期待したということ。
スクリーン面自体は大きい面積なんですが、
開閉操作はきわめて簡略に考えられていて
「ちょっと暑いかなぁ」と「思った人」が即、操作できるということ。
結局、温熱環境維持も、そのようなこまめな対応がうまくいく秘訣。
工学系の研究者のみなさんの方が、むしろ機械コントロールによる限界も
ハッキリと理解しているのだと、好もしく思われました。
さて、残念ながら、残念ながら、っていうことで、
負けちゃいましたね、ニッポン野球。
昨日の試合の様子では、どうもメンタル面で韓国の方が
よりスポーツライクな印象を与えてくれていました。
受け身に対応していた日本に比べて、当たって砕けろ的なチャレンジ精神が
韓国の方がよりくっきりとしていたということですね。
一発勝負のオリンピックのような戦いでは、
やはりそういうメンタル面の戦略というのが大切なのだと思います。
しかし、負けたので、やはり気持ちは落ち込みますね。
こういうときに、どうすべきなのか?
特定の個人を攻撃して、そのひとのせいにする、というのは
結局はなんのためにもならないでしょうね。
そういう安易なことにしたい、という気持ちはわかりますけどね(笑)。
でも、問題はそういう簡単なことじゃないでしょう。
負けたりするのは当たり前、負けていじいじせずにどうやったら
日本の野球がもっと強くなれるのか、
そういう方法を模索するような方向にぜひ行って欲しいですね。
このオリンピックでは、日本野球は残念ながら「完敗」です。
気になったのは、日本の打者の振りの力感のなさ、でしたが・・・。
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