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メディアの行く末

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インターネットがメディアに否応なく変革を迫っている。
メディア関係・広告関係の情報というのは、
やはり地方では、情報の質的レベルが得られない部分があります。
ということで、ときどき東京でのメディア関係のセミナーなどを受講している次第。
今回は新聞業界の動向をいろいろに学ぶことができました。
2005年が大きなターニングポイントだったようで、
新聞業界は大きく業績を落としてきています。
現在は業界全体の総売上額が1兆円を割り込んで、
約9600億円前後。
インターネット広告が6000億円を突破しており、
趨勢を勘案すれば、未来形は明らかになってきている。
そういうなかで、朝日・日経・読売の3社が
競争的に協業化しようという試みも行われています。
そのインターネットサイトの運営責任者の方からお話を聞く機会がありました。
札幌にいると、なかなか変化の実態を把握することはできないのですが、
なまなましい実態のお話も伺えて
大変勉強になりました。
Google、Yahoo、Microsoftの覇権争奪が
インターネットの現在的な趨勢を表しているといえます。
検索にすべての広告的価値が付随しているのが現実。
わたしたちの日常的な検索が、その結果が、
広告的価値観というふるいを通ってきている、
そこに今日的広告価値が集約されてきている、ということですね。
そういうインターネットの世界での動きと、
既存メディアとしての紙媒体・新聞は、どのような方向を向いていくのか。
やはりコンテンツを磨く、という
基本的な部分にフォーカスしようと考えているように感じられます。
わたしは、子どもの頃、テレビ革命のまっさなかに成長した人間でして、
否応なくメディアの世界に強い関心を持ち続けてきたのですが、
どうやら、今日的には、その情報の唯一性が大きく変化してきている。
自分自身の価値観世界も揺さぶられてきているのだなと、
お話を聞きながら、強い印象を持った次第です。
さてさて、そういう中で、さらに地方経済という環境の中、
どのような方向性を持っていくのか、
羅針盤のきわめて難しい時代になってきていますね。
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