この草戸千軒にほど近い位置に「明王院」「草戸稲荷神社」社寺が有名な古刹。明王院の五重塔も、神社も高層建築でまるでビルとも思える。これらは当時の工人たちの明白な技術の結晶だろう。 日本民族にとってのもっとも身近な「地域製造 […]
Posted on 12月 21st, 2023 by 三木 奎吾
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この草戸千軒にほど近い位置に「明王院」「草戸稲荷神社」社寺が有名な古刹。明王院の五重塔も、神社も高層建築でまるでビルとも思える。これらは当時の工人たちの明白な技術の結晶だろう。 日本民族にとってのもっとも身近な「地域製造 […]
Posted on 12月 21st, 2023 by 三木 奎吾
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〜しばしも休まず 槌うつ響き 飛び散る火花よ 走る湯玉 ふいごの風さえ 息をもつがず 仕事に精出す 村の鍛冶屋 あるじは名高い 働き者よ 早起き早寝の やまい知らず 永年鍛えた 自慢の腕で 打ち出す鋤鍬(すき くわ)心こ […]
Posted on 12月 20th, 2023 by 三木 奎吾
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自分自身がだんだん高齢者になるとは人間あんまり思っていない(笑)。ヘンな言い方ですが実際に自分が加齢してきて、はじめてその現実と向き合うことになりますね。 この草戸千軒の町家のありようをルポしていると、自分自身が体験して […]
Posted on 12月 19th, 2023 by 三木 奎吾
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昨日に引き続き初源期の「商工」事業者の草戸千軒遺跡での活動ぶり。ものづくりの基本は生活をよりよくする目的。そのなかでも食生活を彩る食器は基本中の基本。石器時代には石の皿などが使われていましたが、定住が日本列島で始まった縄 […]
Posted on 12月 18th, 2023 by 三木 奎吾
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中世になって荘園農地ではない化外の地、境界部・川原とかの無主の土地で人びとが集まりやすい流通性のよい場所に「市」は成立していった。この草戸千軒は、芦田川という福山市の中央部を貫流して瀬戸内海に注ぐ河口という好条件の場所に […]
Posted on 12月 17th, 2023 by 三木 奎吾
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この草戸千軒の都市の様子は、約600年前の頃の状況を復元再生させた展示。室町時代中期から後期に掛けての町と時代の庶民の日常が活写されている。 日本史では古代の公地公民制という「タテマエ」が現実にはほとんど機能せず、土地の […]
Posted on 12月 16th, 2023 by 三木 奎吾
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生活痕跡というとき、その主要な「息づかい」はやはり毎日の女性たちの実相、空気感。草戸千軒遺跡のジオラマ展示でもいちばん鷲づかみされるのは井戸周辺、その具体的な水仕事の痕跡。 毎日の洗濯に使われただろう「たらい」、それも漆 […]
Posted on 12月 15th, 2023 by 三木 奎吾
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民衆の視点からの日本史というのは、なかなか見出しにくい。歴史というのはどうしても権力の移動についての争乱とか内戦とかに主要な「ながれ」を感じて、それを真ん中にして語っていくことになる。しかし、現実の時間は庶民の毎日の暮ら […]
Posted on 12月 14th, 2023 by 三木 奎吾
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7回にわたって約1000年前ころの札幌の遺跡について探索をして見ましたが、やはり同時並行的に日本史上の遺跡も考えて見たい、ということで広島県東部・福山市の港湾遺跡「草戸千軒」再訪であります。 擦文の遺跡は約1000年前と […]
Posted on 12月 13th, 2023 by 三木 奎吾
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いまから1000年前後を遡る北海道島、それもわが家周辺4−5kmほどの近隣で営まれていた暮らしの遺跡を見て来ました。歴史大好き人間で本州以南地域を旅するときはいつも、積層している時間、その複層性が訴えてくる「こだま」のよ […]
Posted on 12月 12th, 2023 by 三木 奎吾
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