今週末、日曜日は仙台にて、第2回の「東北住宅大賞」の
審査会があります。公開で、メディアテークを使って行われますので、
お近くの方はぜひ、ごらんください。
審査委員長は古谷誠章さんで、わたしも審査委員になっております。
それはいいのですが、
その審査にあたって、応募された住宅の一覧資料が、事務局から
Powerpointデータで作成されたものを送ります、ということ。
データが30MB近くになっているということで、
最近よく使われる「宅ファイル便」で送付されてきたので、
さっそくダウンロードしてみましたが、
どうも、データが、「wwwe.filesend.to」というもの。
見たこともない拡張子(.to)ということで、不安でしたが、
案の定、きっと何かの間違いで、どうやっても開くことが出来ない。
たぶん、「宅ファイル便」利用途中のデータが紛れ込んでいるのではないかと。
開けない旨、ご連絡して、再度送っていただくことにしました。
で、今回は無事に、「第2回JIA東北住宅大賞1.pptx」というデータが届きました。
通常、Powerpointの拡張子は.pptなので、「あれ、ちょっと・・・」とは思いつつ、
MacのPowerpoint2004(これがMac版の最新版です)で開こうとしましたが、
「これは開くことが出来ませんでした、壊れています」というアラート。
ならばと、今度はMac上でWindowsXPをインストールしている
ParallelsDesktopにデータを持っていきました。
この仮想環境(なのですが、動作が若干遅いくらいで不足なくWinアプリも使える)上に
インストールしてある、Windows版のPowerpoint2000でチャレンジ。
ところが、こっちでも同じようなアラートが出て展開できず。
ここで考えられるのは2つ。
1 そもそもデータが壊れている。
2 Powerpointのバージョン違いでデータ互換性がない
という可能性が考えられました。
で、聞いてみたらWindowsパソコン、Powerpoint2007で作成とのこと。
そうすると、2の可能性が高い。
第一、先方のパソコンでは作成して展開できているのだろうから、
1の可能性はもともと低い。しかし、そうなるとバージョン違いで、開けないって、
ちょっと、あまりにも不親切じゃないか、Microsoftさんよ、・・・。
というところで、途方に暮れてWin使いの当社技術スタッフにヘルプコール。
「あ、そういえば、そういうパッチが出ていましたよ、MicrosoftのHPに」
ようやく、天の声が聞こえてさっそくパッチをダウンロードして、
わたしの仮想Win内のPowerpoint2000に当てて、再起動。
そこで、ようやく無事展開できました。
そのデータをMacintosh上に持ってきて、こちらでも動作確認。
という顛末で開けたのが、写真のPowerpointデータです。
やれやれ、なぜ.pptxと、xを付けるようになったのかは、わかりませんが、
出来ればデフォルトでは、互換性を重視してもらいたいものだと思った次第。
その後、Macintosh版の2004バージョン向けのアップデータなどを
MicrosoftのHPで探してみましたが、
わたしとしては発見できませんでした。
もうすぐ、Macintosh版Office2008が発売になるそうで、
それまで、待ってください、ということなのでしょうかね。
まぁ、普段、Winはそれほど使わないので、パッチやアップデータ情報は
それほどチェックしていないので、
たまに使うMacユーザーのてんやわんや、ではあります。
でも、Mac版とはいえ、最新版を購入しているのですから、
少なくともアップデータくらいは対応して欲しいと思います。ぜひよろしくMicrosoftさん。
Posted on 10月 13th, 2007 by replanmin
Filed under: Mac.PC&DTP
「wwwe.filesend.to」のナゾは
頭に「http://」を付けてみると解けます
拡張子じゃなくて「宅ファイル便」のURLなんです
mac泣かせの宅ファイル便ですが
もともとmacで利用する事は想定されてないんじゃないでしょうか
公式FAQのQ10に詳しいです
https://wwwe.filesend.to/howto/faq.html