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架線事故で列車内缶詰め

きのうは仙台で会合があって、朝早く札幌を出発。
なんですが、久しぶりにまとまった積雪があって、
朝とはいっても目の覚めた3時過ぎから1時間半ほど、雪かき。
マッサージのあとの具合がよくて、
筋肉痛もやわらいだところで、助かりました。
で、その後、カミさんを起こすのも申し訳ないので
自分で朝食準備、お風呂に入浴を済ませて、
起きてきたカミさんに駅まで送ってもらって、
ということで、ひと仕事片付けた気分でありました(笑)。
で、千歳も雪の影響はなく、飛行機のフライトは順調。
仙台空港も晴天で、問題なく着陸。
ちなみに飛行時間は約1時間10分と定刻でした。
そこから仙台駅まで列車利用でありました。
各駅停車の便でしたが、仙台空港アクセス線で駅までは約26分の予定。
ということでしたが、
列車は乗客もスカスカで、快適な車内。
ところが、途中の名取駅で、どっと乗客が増えました。
アナウンスがあって、どうも「強風の影響で東北本線は運転停止中」
ということだそうで、こっちに乗客が集中したようです。
なんですが、ギュー詰めに乗ったはいいけれど、
なかなか発車しない。
わたしは座席に座っているのでいいけれど、すし詰め立ち乗りのみなさんは
大変な状況。
酸欠のような状況もあって、こっちですら息苦しい。
で、しばらくして駅構内アナウンス。
「名取ー南仙台間で強風のため、架線にビニールが付着した。その撤去作業と
安全確認作業にかかっています。
列車は、作業が終わり次第発車いたします。
ご迷惑をおかけしますが、乗車の上、お待ちください」
ということ。
初めてであります。こういう事故への遭遇。
情報は、車内と構内のアナウンスのみ。
はじめのうちはしょがないなぁというムードで、
ケータイ画面に向かって、みなさんメールなどの操作を行っておりましたが、
そのうち、電話をするひとも表れる。
聞くともなく聞こえる。
停車開始は9:30くらいでしたが、なんでも、10:00から試験開始という
受験生の方もいる。
東北本線の運休の影響で、通常10分くらいの道のりが
1時間以上かかっているのだそうです。
むむむ、同情せざるを得ない。
ただ、情報が限られているので、
頭のなかには、架線にひっかかったと言われる
ビニールの様子を想像するしかない。
普通であれば、特定できれば、数分で終わるのではないかとか妄想する。
いろいろシュミレーションを考えて、
ああでもない、こうでもないと妄想をめぐらせても、
どう考えても10分くらいでは終了するとしか思われない(笑)。
しかし、時間は15分、20分と経過していく・・・。
さすがに空気が停滞感に満ちてきて座っていても辛い。
むむむ。

っていうことで、運転再開したのは停車後、1時間くらい経過後。
でも満員電車なので、停車駅ごとにドアの開閉に手間取る。
狭いギュー詰めでの我慢大会、たっぷり味わわせてもらいました(笑)。
おかげで、連絡の予定その他、すっかり午前中はすっ飛びました。
にっくきビニールの野郎、その姿くらいは確認したかったのですが、
満員電車で見ることもできず、でありました。
なんか、波瀾万丈の出張スタートであります。ふ〜〜〜。

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