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滴るみどりの中を

暑い日が続いていますね。
人間は生きている時間の中で
ほぼ人工的環境の中におおむねいるんだそうですが、
高断熱高気密な住環境の中で安定的な居住環境を獲得している人間は
まったく新たな経験を積み重ねてきているのかも知れません。

そういう環境の中にいて
新鮮な外部のみどりのなかを毎朝散歩しています。
写真は、毎朝見ている北海道神宮周辺の緑道の様子であります。
この周辺は「円山自然林」として保全されていて、
開拓以前の北海道の自然環境がそのまま生かされている一角。
針葉樹と広葉樹が混淆している自然林。
こういったみどりの中にいる時間は、本然的にここちよい。
なにより視線的にみどりの生み出すグラデーションや、
小鳥たちのさえずりの気持ちよさ、
風が渡っていく爽快感。
みどりの中というのは、高等霊長類にとって、
まさにDNAが全部で感受するここちよさを持っているのでしょうね。

一方で、
わが家は1〜2階がコンクリートブロック造ですが、
とくに1階では昼でも夜でもおおむね24度の室内気温を維持しております。
しかし、冷房運転などはしておりません。
新築してから21年目なのですが、断熱がしっかりして
なおかつ、蓄熱、夏には床壁天井とも「蓄冷」しているので、
1年を通して室内気温は一定で、まことに過ごしやすく、ここちよい。
日射取得熱はほぼ遮られ、断熱がしっかりしているのです。
外気がきびしい暑さに見舞われるこの時期になると、
住宅の性能と言うことが、まさに実感できる。
どんなに暑い時期になっても、わが家の1階・2階にいれば忘れて過ごすことが出来る。

このような外部と室内の環境を行ったり来たりしています。
まさに夏の北海道は、天国に一番近い島であるのかも知れません。
ふつうの暮らしがいちばん楽しくここちよい。
そんな小さな幸せを感じている昨今です。

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