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カーナビ購入顛末記

クルマの入れ替えに伴って、
カーナビの装備について、検討いたしました。
10年前くらいまでは、北海道内だけの移動のスタッフ車両については、
特段必要ないのではないかと考え、装備していませんでした。
一方で、10年ほど前に新規開設した「仙台事務所」では、
より広域な営業展開・取材活動が予想されたので、
始めからカーナビは装備しておりました。
まぁ、必要性を考えての「設備投資」ですから、当然であります。
ただし、最近は北海道内でも地方への出張機会が格段に増えておりまして
ここのところ購入した車両にはすべて装備しています。
で、地方出張では、車両をやり繰りしながら使用してきていた。
というようなことから、更新時期である今回はカーナビを2台とも装備することに。
なんですが、当然ながらなるべく出費は抑えたい。
ビジネス用なので、まぁカーナビの標準的な案内機能がしっかりあればそれでいい。
テレビが見られるとか、オーディオが充実しているとかは不必要です。
しかし、メーカーの売っている「純正品」のカーナビはたいへん高価。
ついでにメーカー品って、冬用のタイヤもなんとも割高であります。
なので、今回はそういった装備類は別途発注形式にさせていただきました。
そこで、思い浮かんだのはカー用品専門ショップ。
本社事務所からそう遠くないお店に行って、品定め。
で、そこそこの価格で、またカーナビとしての機能性を販売員さんに確認して
購入いたしまして、新車納入と同時に設置作業をお願いしました。
ところがいざ取り付けて確認してみると、
このカーナビ、道路の標示がかぼそい線画表示なのであります。
見にくいことこの上ない。こんな見にくいカーナビ表示は初めて見ました。
「これ、普通のに表示の変更してくれませんか」
と、マニュアルを見るのも面倒なので、最初だからと販売員さんにお願いしたのです。
ところが、かれらが複数で一生懸命、どうやってもまともな表示にはならない。
おかしい。
店頭での販売促進用のPOP表示画面には、かれらがどうやってもならない(!)。
「え、なに? 販売用のPOP写真のような画面表示にならない?」
なにそれ、であります。
さすがにちょっと、納得できない展開であります。
このお店はそこそこ大手のカー用品専門ショップなんですが、
販売員の商品知識レベルはまったく驚くほど低い。
第一、商品説明の店頭案内書きに表示している画面状態にならない、って詐欺では・・・。
そこからメーカーに確認の電話をして、
なんと、この「カーナビ」では、その画面表示になるのは
東京の一部地域だけなんだそうです(!)。
おいおい、であります。
ここは札幌だ。ここで売るなら確認しろよ、であります。
あとでインターネットで確認したら、この商品はカーナビと言うよりはどうも
車載用のAV機器というのが実態に近い商品のようです。いわばカーナビ機能は「おまけ」。
それはメーカーの仕様だから、いいとしても、それを販売側が知らずに
買う人間に誤解させる店頭表示をしているのは一体どうなるのか?
その店では、カーナビの実際画面を確認は出来ないのですね。
ですから、買う側としては店頭説明書きが唯一の確認手段。
それがまったく詐欺のような手法で表示されているのであれば・・・。

っていうような、やれやれという事態に遭遇してしまった。
やむを得ず、その商品をキャンセルして、返金処理は受けたのですが、
時間もなく、「じゃぁ、まともにカーナビとして表示できる商品はどれなのか」
連絡をくれ、というように言って連絡を待っていた。
しかし、翌日になってもなんの連絡もない。
で、自分で時間を縫ってインターネット通販サイトで商品と価格を確認したうえで、
再度ショップにこちらから連絡。
調べた範囲では、「取り付けサービス」もインターネットで発注も出来る。
で、単体の価格について確認したら、インターネット通販での価格と1個に付き
32800円ほど高い。合計で65000円以上です。
そのうえ、商品は現在品切れで、来週以降にならないと入荷しないということ。
どうも最近は価格はインターネットで調べてからでなければ安心できませんね。
ただし、そういったことを調べるのに時間はどうしても掛かる。
今回はやむなく、こちらでインターネット通販サイトで購入して、
そのショップに「交換」をしてもらおうと考えている次第。
返金はして貰ったのですが、使い物にならない「カーナビ」はいまもついたままなのです。
それを外して貰わないとこちらも困るし、先方も困る。
まぁ、信頼関係は失われているのですが、そう大騒ぎしてもしょうがない。
というような顛末であります。
ただし、インターネット通販から商品が届くのを確認してから
連絡することになるので、さてどうなるかはもう少し時間が掛かるかも。
思い起こすほどに、やれやれというため息の出る次第であります。
・・・むむむ。

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