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マウスピース

ちょっとグロテスクなので、写真は掲載しません(笑)。

最近、北海道に帰ってくると
あちこち、お医者さんに看てもらう予定が入っています。
きのうのブログでも、そういう健康関係の記事でしたが、
申し訳ありません、本日もそういう話題です。

わたしは、睡眠時無呼吸症候群という診断で、
これまでCPAPという強制呼吸器を装着して寝なさいという治療を受けていたのですが、
これを継続していくのが、年間で半分近くの「出張」を抱えている身には
たいへん難しい。
荷物が大きくて、とてもじゃないが持ち歩くなんて考えられない。
なんどか持参もしたのですが、やはり継続は難しい。
で、いつしか、札幌にいるときにも使わなくなる。
ということで、お医者さんにお願いして
代替として、「マウスピース」をして寝るという治療をお願いしたのです。
睡眠時無呼吸症候群というのは、気道がふさがって
睡眠時に十分な酸素を取り込むことが困難になるという症状なんですね。
で、このマウスピースで下あごをやや前に出すように矯正して
気道の圧迫を軽減させるという作戦なのです。
昨日、歯医者さんで歯型を取って貰っていまして、
きのう、その歯型に即したマウスピースを作成して調整して貰った次第。
はじめは歯になかなかフィットせず、
「おい、こんなに力を入れないと嵌まらないの?」という不安が募ります。
というのを、少しずつ調整して合うようにしていくのですね。
「申し訳ありませんね、歯のかみ合わせが良くないので・・・」
と、話ながら調整してくれるのですが、
それって、私の歯並びが異常に悪いということを表しているので、
「・・・」という心境。
だいぶ難航して、そのたびにこのように言われるので
「申し訳ありません、歯並びが悪くて・・・」と言わざるを得ない。
なにやら複雑な思いが募っていく、不穏な展開を思わせたのですが
そこはプロであります。
やがて調整の甲斐あって、無事、アジャストするようないい具合に。
出来上がってみると、ホント情けない形なんですが、
まぁ、これでピッタリ合うので、本当に謝りたくなるくらいの歯並びの悪さです(恥)。
よくまぁこんな面倒な形でアジャストさせてくれたと感謝の気持ち。

ということで、昨晩はこれを装着してのはじめての睡眠。
初日にしては、まずまずの装着感。
入れ歯じゃありませんが、これから体の一部として付き合っていくことになるのに
まぁまぁ、折り合いはつけて行けそうな気が致します。
歳を取っていくというのは、
こういうカラダとの付き合い方にだんだんと慣れていくということなんでしょうね。
謹んでお付き合いしていきたいものだと思っております。
マウスピースさん、どうぞよろしくお願い申し上げます(笑)。

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