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もやしラーメンの味わい

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ブログを書く、って、要するに自分を見極めるという側面がありますね。
自分自身の考えとか、感じ方とか、書き続けてくると
自然にそうしたものが残されてきて自分自身のことがクリアになる。
このブログで書き続けているラーメンネタ。
書く前までは、あんまり気がついていなかったのですが、
やっぱりわたし、もやしラーメンに強く魅せられていると思います。
スープはどれでもいい、みそもいいし、しょうゆもバッチリ、
塩も捨てがたい魅力がある。
やっぱり具はしなちくがもやしにも似合う。
もやしの量は、どんなに多くてもいい。
できれば少しあんかけがかかっている感じがいい。
スープの方にはとろみは付けず、
もやしにかかったあんが融けるくらいの感じがいい。
もやしの炒め具合は、さわやかな歯触りの食感が残る程度。
本体としてのスープは、やや薄味のあっさりがいい。
麺は、さっぽろ風もいいけれど、
できれば仙台風のほっそりとした麺の方が、なめらかな食感でいい。
っていうような、好みのかたちが
だいぶんと明確になってきたと思います。
こういうベースに、いろいろな具材のハーモニーが楽しめるのがわたし好み。
写真は、岩手県北上のジャスコの中に入っているラーメン店、「一力」。
とはいっても、となりのカウンターにはマクドナルドみたいな
お店もある、そのうえ、テーブルはすべて真ん中にあるので、
まぁ、風情なんて全然ない、いかにも無機的な雰囲気。
でもね、こういう無国籍で、無名性の空間って、不思議な安心感
こだわりのない開放感があると思います。
広場の中の匿名的な孤独感と、自由感がないまぜになったような空間。
小さい子どもが家族と食事している歓声が似合う空間。
となりのテーブルでは、チキンをほおばっていたりする。
っていうようなお店でした。
なんですが、妙にそういう雰囲気の中で、前記のような
ラーメンについての好みが、明確になってきた思いが強くなりました。
ここでは、もやしの炒めに挽肉も適度にまぶされていて、
これもこれで、うまみのバランスがなかなかよかったです。
なんか、B級も通り越して、D級くらいの
庶民的なグルメ感に突入してまいりましたね(笑)。
値段は忘れました、申し訳ありません。ただ、600円くらいだった記憶があります。
なんか、ラーメンの好み、結局わたしが小さい頃の
もやしが「売るほどあった」(笑)、環境の中で、
マルちゃんの「ダブルラーメン・スープ付き」に大量にもやしを入れて
いっぺんに2食分作って食べていた記憶に
まっすぐ、向いているように感じられてなりません。(笑)
なんですが、このマルちゃんの商品、
各地の人に聞いたら、どうも北海道でしか販売していなかったのか、
あまりみなさん、ご存じないようなんですね。
今度一度、東洋水産さんに聞いてみたいと思います。

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