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薪ストーブ人気

きのうは、北海道内の工務店グループ・アース21の札幌での例会。
ススキノの天然温泉ホテルでの会合で、
会合の後は、たっぷりと温泉を満喫して帰って参りました。
毎回この会合では住宅の見学が行われるのですが、
雪の時期の札幌では、移動がなかなか大変と言うことで
札幌地域の会員による施行現場を中心にしたプレゼンテーションに変更。
そのなかである会員さんから
薪ストーブに絞った営業戦略のお話しを聞くことができました。
まぁ、営業戦略ではなく、
自分も大好きなので、それを自然に勧めるようになってきたという。

ある時期に薪ストーブのある家の現場公開を行ったら
大きな反響があったということで、
それ以来、ずっと薪ストーブにこだわった家づくりをアピールしているそうです。
薪ストーブのある間取りと言うことで、
玄関からストーブのある居間まで土間の広い空間にしていて
ワイルドな動線空間も提供されている。
昂じてきて、いまは薪の販売まで手がけていて
相場よりも安く提供したりしてメンテナンスにも配慮する動きをしている。
確かに薪ストーブには
ある根源的な人間のバイブレーションを刺激するような部分がある。
炎といっしょに暮らすというのは
太古からの人間精神の底の方に根強く生きている感情を高まらせる気がする。

私たちの年代は、
まだ暖房設備としての「石炭ストーブ」を記憶している。
あの炎の輻射の体感というのは、
忘れがたい記憶としてカラダに染みこんでいる。
北海道の人間が日本の精神史の中で
ひとつの領域を占めることが出来るようになるとすれば、
この「炎との共生」感覚という部分のような気がします。
大いに共感を覚えさせられた発表でした。

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