先日、DIYした「飛沫感染防止透明バリア」ですが、
みなさん創意と工夫でさまざまに取り組まれているようで、
いろんな場所で目にする「立てさせ方」にいつも目が行ってしょうがない。
こういう「人に頼むほどでもないし、お金をかける気はしない」みたいなことって、
けっこう多いものですが、日本人は比較的これまでは関心が少なかったように思う。
っていうか、普通の人はとにかく仕事に忙しく追われて、
そういった身の回りのことに興味を持つ「時間もなかった」。
欧米人はこういう手仕事であるとか、ちょっとしたインテリアの課題解決に
お金を使わないで取り組むDIY文化が旺盛だと思う。
しかし今回の2ヶ月(北海道は3ヶ月超)近い自粛的「非常事態宣言」下では、
外出、移動の抑制が社会的にやむを得なかったので、
そういう意味では身の回りのことに自分で取り組む気分が盛り上がったと思う。
テレビは本来こういう身の回りで役立つ知恵みたいな情報を流すべきだ。
(今回の件でテレビはヒステリー拡散装置だと広く一般に理解が深まった・・・。)
ソーシャルディスタンスの必要性は全世界で叫ばれている。
しかしどうしても「対面」して会話が必要な局面はある。
そういうときに、透明のアクリルなり塩ビボードなどを
透明衝立として自立させるやり方について、情報交換機会を提供すべきだ。
わたしの工夫はコスト最小限でスタッフ数18人の環境で
総額22,000円、一人あたり1000円ちょっとで相互距離確保できたけれど、
みんなはいったいどうやっているのか、強い興味を持っている。
写真はある公的機関の対人接触窓口で見た自立方法。
脚部に使っているのはツーバイフォーの木材のカット品であります。
断面の状況を見ると、プロっぽいので公的機関と言うこともあり
ひょっとしてプロの大工さんに「外注」されたものかも知れません。
わたしの場合、この脚部木材に溝を回転ノコギリでDIYショップで入れてもらった。
それが一番コスパのいい作戦と思われた次第。
こちらの写真では自立させるのに別途金物で「挟み込んで」自立させている。
こういうやり方の場合、安定性も高くまことに立派だけれど、
金物も結構高いはずだし、それと塩ビであればまだしも、
アクリルだと、金物を介してビスの貫通作業がなんか難しそう。
たぶん貫通させるには電動機械を使っているに相違ないし、
その場合、台座など全体の固定が必須になる。
それが左右2つの脚部なので、大型の「作業台」が不可欠だったのでは・・・
などなどと、自分の体験と比較検討して類推するクセが付いてしまった(笑)。
よく「自粛ポリス」みたいなことが話題になりますが、
わたしの場合はいわば「DIY鑑定団」。主要な興味分野はこっちですね。
今回の自粛期間、みなさんはどういう興味発展があったでしょうか?
Posted on 5月 24th, 2020 by 三木 奎吾
Filed under: 住宅マーケティング, 住宅取材&ウラ話
コメントを投稿
「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」
You must be logged in to post a comment.