今週19日までと期限を区切っていた北海道知事さん発出の
「非常事態宣言」ですが、状況は残念ながらなかなか先行き不透明。
北海道内の死者数は5人で感染者数は148人<道庁資料3/15などから>
世界的には3/15現在で、総死者数が5764人・感染者数15万1760人。
<AFP2020年3月15日 14:09>
日本国内では3/15現在で、総死者数が24人・感染者数803人。
<日テレNEWSのHP3/16参照>
各国で感染者調査の手法に違いがあるけれど、
状況をコントロールして医療を健全に保ち続ける危機対応には
死者数の指標が重視される必要があると思う。
世界人口が78億人とおおまかにとらえて日本の人口シェアは約1.6%。
死者数では0.4%、感染者数では0.53%になるので、
全体で考えると相対的には国としてコントロールされている状況と思える。
しかしヨーロッパでの猛威が伝えられて、まさにパンデミック状況。
各国首脳間での協議も活発化してきて、日米間の電話会談が先週末にあり
きのう15日には日英間でもイギリス側からの申し入れで、あったようです。
イギリスでは首相がコロナウィルス対策で感染拡大は受容するしかない、
という声明を出したとされる。
きょうにもG7の電話での首脳会談が予定発表されている。
リーマンショックを超える事態という認識に基づいて
世界が協調して感染症対策と経済の危機対応を諮ろうとしている。
まさに「人類的危機」の様相を呈してきたと思います。
一方で、世界的にはWHO発表に基づき日本の数字はクルーズ船を除外している。
日本の報道でも多数は世界の報道に準じてきているけれど、
相変わらず朝日新聞は、写真のように1面題字下で「クルーズ船」込み発表。
その朝日新聞では「編集委員」の小滝某という人物が
「コロナウィルスはある意味、痛快な存在」というTwitter発言を3/13にした。
その発言の心底の異常さに驚いた各方面からの批判に対して
即座にアカウントを削除するという「なかったこと」作戦に出た。
で、かれ本人の会見のないまま、会社としての意思表示であるかどうか不明な
「朝日新聞広報」からの「Twitter」発表として
本人のTwitter担当からの除外「処分」と「謝罪」を出して
「一件落着」終了させようとしている。
<スクリーンショット。上の本人のものは現在削除されている>
報道メディアとしてあいまいな主体特定のまま正面から事件の解明をせず
一片の「発表」をもって済まそうとするのはいかがなのか?
このままでは無責任なその体制をさらけ出し、
「報道の危機」を自ら招くことになることがわからないのだろうか?
既成メディアもまた「パンデミック」だと思う。
追伸:本日3/16 PM5:30ころ朝日新聞デジタルのトップページを確認しました。
わたしの投稿意見をついに朝日新聞が見てくれた???(笑)。
そんなワケは金輪際ないでしょうが、なんと朝日新聞デジタルの
「新型コロナ感染者数・死亡者数」表記がWHO表記の「世界基準」に
変更されていました。・・・ちょうど本日のブログ画像と連動したので驚いた。
トップページ題字下といういわば顔を修正する勇気は率直に認めます。
Posted on 3月 16th, 2020 by 三木 奎吾
Filed under: 日本社会・文化研究, 状況・政治への発言
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