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【建築は動かないけど動物も・・・】

きのうは宮城県内某所にて撮影の立ち会い。
いつものように撮影開始して、思い立ってごらんのポニーちゃんを
カメラマンに押さえてもらうことにした。
建築写真は動かない物を撮影する。
一方、こういった被写体はその対象の「心理」との対話が必要。
ネコ写真で有名な岩合光昭さんは、NHKの番組でも
ナレーションを入れながらの撮影ぶりを公開している。
大好きなんですが、同じような流儀をしようとしても
ネコとポニーではどうもコトバが違うようで
なかなかこっちの撮影意図を伝えることができない(笑)。

ようするにもっと動いて欲しいのだけれど、
まったく不動の姿勢の上、こっちへの視線に微妙な「知らんぷり」感が。
でもカメラマンさんはあれこれの自分の位置変更で
ポニーちゃんのご機嫌を惹こうと悪戦苦闘してくれていました。
最後にはチョーアップでの撮影に挑んで、知らんぷりの
その表情に迫ったりと、創意工夫であります。
そういえば宮城県でも仙台から遠く離れるとけっこう方言が強い。
ひょっとして、動物の世界でもそういうのがあるのかもしれない。
まぁわたしの北海道弁では「なに言ってるんだか」だったかも。

さてこうして悪戦苦闘したこのカット、
実際に紙面で使える物かどうか、
当方制作陣にこの苦労ぶりが伝わるかどうかも定かではない。
久しぶりの写真撮影立ち会いで、すっかり苦労させられておりました(笑)。
仕上がりは、乞うご期待であります。

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