きのうは宮城県内某所にて撮影の立ち会い。
いつものように撮影開始して、思い立ってごらんのポニーちゃんを
カメラマンに押さえてもらうことにした。
建築写真は動かない物を撮影する。
一方、こういった被写体はその対象の「心理」との対話が必要。
ネコ写真で有名な岩合光昭さんは、NHKの番組でも
ナレーションを入れながらの撮影ぶりを公開している。
大好きなんですが、同じような流儀をしようとしても
ネコとポニーではどうもコトバが違うようで
なかなかこっちの撮影意図を伝えることができない(笑)。
ようするにもっと動いて欲しいのだけれど、
まったく不動の姿勢の上、こっちへの視線に微妙な「知らんぷり」感が。
でもカメラマンさんはあれこれの自分の位置変更で
ポニーちゃんのご機嫌を惹こうと悪戦苦闘してくれていました。
最後にはチョーアップでの撮影に挑んで、知らんぷりの
その表情に迫ったりと、創意工夫であります。
そういえば宮城県でも仙台から遠く離れるとけっこう方言が強い。
ひょっとして、動物の世界でもそういうのがあるのかもしれない。
まぁわたしの北海道弁では「なに言ってるんだか」だったかも。
さてこうして悪戦苦闘したこのカット、
実際に紙面で使える物かどうか、
当方制作陣にこの苦労ぶりが伝わるかどうかも定かではない。
久しぶりの写真撮影立ち会いで、すっかり苦労させられておりました(笑)。
仕上がりは、乞うご期待であります。
Posted on 12月 16th, 2018 by 三木 奎吾
Filed under: 住宅取材&ウラ話
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