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南阿蘇の秘湯

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北海道から九州にわざわざ来て
どうしても阿蘇が見たくて来てみたら、雪景色。
これじゃ北海道とおんなじ、ってね(笑)。
山頂付近は下界の晴れとは違って天気が変わりやすそうなので
夏タイヤが気になって、そうそうに退散しました。
しかし、やっぱすごい雄大なところで、大感激。
雄渾な白煙が天に昇っていて、ものすごく男性的な火山ですね。
で、上る途中も気になっていた、いくつかの温泉宿。
帰る途中に、立ち寄ってみました。
ごらんの写真は、そのなかでもわたし好みの古民家の建物の
栃木原温泉・いろは館。
古民家はいいけれど、室内廊下など、夜はたぶん決死ですね、寒くて。
しかも数日前に降った雪が屋根から解けていて
古い建物らしく、脱衣所はそこかしこに雨漏り。
っていうなんともいえない野趣あふれるところが、いい。
風呂が、いい。
源泉の温度が41度と書いてあったけど、ほぼそのまんまなんでしょうね。
久しぶりに、あ、温泉の湯だ、って体が反応しました。
火山の元気がそのまんま、湯になっている感じ。
香りや、体に伝わってくる湯の質が柔らかい印象。
だから、多少熱くても、つらく感じることはありません。
加温していないのでしょう、
露天風呂は外気で冷やされているので、ごくぬるい。
で、なかなか出られなくなる・・・。
決心して、裸で外気に触れて、実に気持ちいい大自然を感じます。
いいお湯、ごちそうさまでした。
風呂上がりには、いろり端で食事も楽しめます。
いろりのまわりが、食卓になっていて、いごこちがいい。
ごろっとしたくなる、ここちいい雰囲気でした。
食事はほかで済ませたので、ゆっくりできなかったのが
ちょっと残念だった、阿蘇の秘湯でした。

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