きのう久しぶりに当社スタッフが制作した動画を再度、見ていた。
リンク先は以下。<クリックでYouTUBE動画再生します>
旭川近郊・東川の藤井工務店さんのHPのなかの動画。
この動画、森の中、自然の呼吸のなかで暮らす様子が、
くったくのない子どもさんたちの表情から伝わってくる。
素晴らしい「暮らし」が実現されていて、ホッコリしてくる。
人間は生きていくために家を作るんだけれど、
そこで出来ることは、実はかなり大きいのだということが、伝わってくる。
自分(たち)が選択することで、次の世代を生きる子どもたちに、
そのこころを育てる場を作ることが出来るのですね。
北海道だからできる暮らしだ、とはいえるでしょうが、
環境要件をフルに引き出しているかどうか、ユーザーは鋭敏でしょう。
わが社では最近、WEBの仕事がどんどん増えてきています。
注文住宅というのは、究極的には「どう暮らしたいか?」を
実現させるためのプロセス。
住む場所を選び、その条件の中でどんなふうに家族が暮らしていくのか、
その「想像力」が魅力的であればあるほど、豊かな住まいが実現する。
共感できる暮らし方や、生き方の実例を参考にしながら、
本当に自分にふさわしいかたちが像を結んでくるようになる。
その想像力をもっと豊かにする「暮らしの表現力」こそ家の作り手の生命線。
いま、各社のWEBページを見るユーザーの見方はそうなってきている。
対応して、住宅企業の自己表現の質もまた変わってきている。
そういう「情報制作力」について、住宅雑誌メディアが期待されている。
WEB黎明期当初のIT技術に強いとか、そこから検索SEO対策に強いだの
やれWEBマーケティングだ、みたいな選別眼から、
「伝える情報品質」の方に、大きな価値感が注がれるようになって来た。
とくに注文住宅企業のホームページというのは、
結局は、深く訴求するための「メディア」づくりだということへの気付き。
やはり「どう暮らしたいか」ということが、いちばん根源的な問いかけ。
家づくりのもっとも本質的な部分なのだろうと思います。
実際に丹念に住宅を取材するなかで、声に耳を傾けるしかない部分。
住宅メディアとしては、さらにセンサーを深掘りして行く必要がありますね。
久しぶりにこの動画を再度見て、Facebookでも紹介したら、
多くの作り手のみなさんからも共感をいただいた次第です。
Posted on 12月 1st, 2016 by 三木 奎吾
Filed under: 住宅マーケティング
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