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【反響続々、ZEH論議の輪が広がる】

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わたしのブログは数カ所で拡散しております。
そのなかでも顕著に反応が確認できるのが、Facebookでの拡散。
きのうの投稿、【経産省さん読んでね。 熱く燃えるZEH論議】は
朝6時頃のアップ直後から、たくさんのみなさんから反響が寄せられました。
写真は、Facebook個人ページにリンクしてあるGOOのアクセスカウンターです。
下の方の「いいね」は、そのページでのきのうの総数。
この他、数カ所にブログを発表していますのでこの倍以上の反響でした。
住宅という専門的分野なので、数字はそう大きくない領域だと思いますが、
そこそこ多数のみなさんから興味を持っていただけました。
ツイッターの反応では、「経産省じゃないけど、読んだ@」という
秀逸な反応もあって、楽しませていただきました(笑)。
いかに、いま進められている経産省のZEHが関心を呼んでいるかですね。

パッシブハウス基準においてもその傾向がありますが、
今回のZEHにおいても、寒冷地域は対応するのには困難がある。
温暖地域ではちょっとした断熱強化程度で簡単にクリアできるけれど、
寒冷地ではその断熱強化にすごいバリアーが存在する。
ほぼ300mm断熱程度が目安になってこざるを得ない。
そういった断熱厚は、その工法開発においてそう容易ではないし、
経験知も不可欠になってくる。
一方で創エネの方のPVの発電効率は
積雪条件、千変万化する冬期の気象で安定的ゲットを期待できない。
たぶん、125万円の補助金と見合わせて考えて、かなり微妙。
国の施策であり、まさか北海道は対象ではないと宣言は出来ないけれど、
温暖地域での容易な対応からすると、
地域偏差はかなりのものがある。
たしかにニアリーZEHでも北海道では良いですよ、
という奇跡的な対応が経産省から示されたけれど、
それくらい北海度は対応が難しいのだと明らかにもなったということ。
さらに、ユーザー反応がまだ明確ではない段階で、
ZEHビルダーに登録すると、年限を区切って義務も発生する。
はたしてユーザーの支持を得られるかどうかも定かではない中で
新築住宅の過半数をZEH対応とすること、ということが
踏み絵のように判断を迫られても来る。悩ましいところでしょう。

しかし、困難ではあるけれど、
その目指そうとしている目標自体は、異議はない。
しばらくの間は、この問題で悶々とさせられるだろうと思われます。
そういった寒冷地での状況を、今後も少しずつ触れていきたいと思います。

<ブログ文章修正のお知らせ。>
今回はわたしの不注意で、文章をしっかり推敲せずにブログにアップしてしまい、その後、休日で出掛けていて、内容を十分にチェックしておりませんでした。毎日更新という自分で決めた決まりに縛られて発生した不注意事故です。まことに申し訳ありません。初めの文章では寒冷地でのZEHの基準クリアの難しさを対比的に「パッシブハウス基準」を例として上げているつもりで書いたのですが、その部分がZEHとパッシブハウスで取り違えられるような書き方になっておりました。意に反してパッシブハウスに不都合なような表現になっておりました。で、読者の方から苦情の書き込みをいただいた次第です。
これはまったく弁解の余地なくわたしの不注意でした。文章については修正して掲載しております。21日朝早くから昼頃までに読んでいただいたみなさん、訂正してお詫びいたします。どうぞよろしくお願いします。

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