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播州英賀神社再訪 民俗探求の旅

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さて、きのうから年末休暇にて
家族が神戸に集合して、瀬戸内・中国四国地方行脚の旅であります。
旅程はある程度は決めているけれど、
まぁ、行き当たりばったりも適当に織り交ぜたいい加減道中。
さてどんなことになるか、楽しみであります。

で、きのうはわたしたちは札幌を出て神戸までフライト。
到着は午後2時過ぎでしたが、
沖縄にいる娘は、それよりちょっと前に神戸空港到着。
レンタカーの手続きその他、用意が調ったのが3時前。
そのころ神戸に一番先に着いていたはずの坊主と合流。
レンタカー屋さんを探して行方不明になっていたと言うこと(笑)、
でありましたが、なんとか無事に家族全員合流。
で、3時過ぎになったので、やむなく岡山倉敷周辺のホテルに向かって、
そっち方面のスポット、2箇所のみに探訪を絞りました。
ひとつは、なんといっても国宝・世界遺産の「姫路城」。

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以前一度見学に来たときは「工事中」を知らずに
まことに残念な見学になった次第ですが、
今回も到着時点ですでに4時を過ぎていて
内部を見ることはできませんでした。
でもまぁ、城って内部はどこも似たようなもの。
前回は内部しか見られなかったこともあり、
今回、この勇壮な外観を見ることができまして、感激であります。
白鷺城、という別称ですが、
スケール感がハンパなく、たしかに外観的な美しさには打たれました。

で、その後、わが家系伝承のご先祖様ゆかりの
「英賀神社」にうやうやしく参詣。
この神社、というか、英賀の城跡に比定されている境内なのですが
ここの「拝殿」とされている建物がまことに個性的です。
父としてこどもたちに家系のことも話ながら見せたのですが、
娘の感覚ではちょっと「こわい」感じと言うこと。
また坊主からも、「変わっているなぁ」という感想。
確かにその両方の感じが伝わってくるのは理解出来る。
わたし的には、この拝殿のキッチュな掲額の盛りだくさんぶりが
まことに民衆的支持感を持って迫ってくるものがあるし、
また拝殿の周囲との関係性、配置計画を見ると
はるかな一向一揆の大衆集会会場という既視感が迫っても来る。
浄土真宗の西の一大勢力根拠地であったという、
そういった歴史残照がやはり強く感じられるのであります。
その思い、ふたたびまた強く感じ取った次第。
今後の歴史・民俗探求意欲にいっそう興味が深まってきます。
ふ〜〜む。さて家族での行脚、どうなっていくことか。

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