きのうは帰省してきた娘と家族のなごやか休日。
カミさんの母親と親子3代の久しぶりの親孝行でありました。
で、わたしは刺身のツマ扱いなので
庭男と化して、見ていたら、7〜8年前に義父が植えたという
庭のブドウの木に、たくさんの実がたわわであります。
窓越しにその様子を眺めていたら、矢も楯もたまらなくなって、
庭ばさみを持って、刈り取り作業に没頭しておりました。
これがなんとも、精神衛生的に楽しい作業。
放っておくと、こういうのはトリたちの餌食になるのかどうか、
よくわからないのですが、まぁ、すばらしい景観です。
「あそこにある、お、ここにもあるぞ」と原始的ななにかのスイッチが入る。
まるで、わたしのライフワークの古代史研究に騒ぐ血って、
こういう先祖帰り的な探究心の成せる部分なのかも、と思われる。
ということで、採集したブドウは、段ボール箱3コ分相当。
これでブドウの木は1本だけなのですから、
それこそ葡萄酒造りの原材料ブドウの木からは、さぞかし大量なのでしょう。
母親に聞いたら、「今年、はじめてこんなに成った」という。
そういえば、土曜日に行った次兄の家でも庭で取れたブドウをふるまわれた。
どうもことしの天候条件が、ブドウ生育にピッタリはまったのか。
そんな妄想を起こさせるほどの、大豊作ぶりであります。
って、やや大袈裟かなぁ。まぁ、はじめて収穫したので
わたし的には、大興奮という次第でありました。
さてそうして収穫したブドウでありますが、
こんどは家に戻って、「これ、どうしようか?」であります(笑)。
こんなに食べられるわけがない。
まぁ粒の揃っているヤツは、ひとにお裾分けするとしても、
それだけでは捌ききれない。
考えた結果、ジュースにしようとなりました。
最初はジューサーでやってみましたが、やや苦みとえぐみがある。
煮てみるとアクが大量に出るので、やはり野性味が強いのでしょう。
ということで、濃縮ジュースにすべく大鍋で煮てくれました。
娘とカミさんの専門領域なので、わたしはおとなしく就寝。
で、朝、気絶から目覚めたら、写真下のような濃縮ジュースができていた。
家族LINEにも報告されておりました。
時間を見たら、昨日深夜の23:00ころになっていたので、
まことに、わたしの気まぐれ収穫で苦労をかけてしまった次第(笑)。
しかし、これから冬に向かって、
こういう野の恵みを大切に食し続けるって、
なにか、自然と仲良く過ごせる気がしてきますね。
自然とひとに感謝しつつ、楽しんで飲み続けていきたいと思います。
ありがとう、おいし〜〜いです。
Posted on 10月 13th, 2015 by 三木 奎吾
Filed under: おとこの料理&食
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