だんだん、歳を取ってきて、
季節感の感じ方が、ずいぶん変わってくることに驚かされます。
若いときでも、季節の感じ方はそれなりに印象深いものがありましたが、
以前は気付かなかったようなほんのささいな色合い、
光の微妙な移ろいのようなものに、無上な感覚を覚えます。
本日は関東地方は「大雪」とかいわれていましたが、
それほどでもなかったのでしょうか。
札幌は、きのうもけさも、春を予感させるような光が強く感じられます。
緯度が日本の他の地域とはだいぶ違うので、
同じ季節にも、太陽の角度がずいぶん体感的に違います。
同じようなシーンでも、この太陽光角度の違いが
「北海道らしい」陰影感を与えてくれて、
そういうそこはかとない部分で、わたしたちは北国の光の春を感受する。
きのうは北海道日本ハムファイターズのみなさん、
ようやく沖縄キャンプから、札幌ドームに到着して
こちらで練習開始していましたが、
いきなり雪景色で、この違いに驚いている様子(笑)。
とくに関西人の梨田監督の表情が見ていて、微笑ましかった。
たしかに一面の雪景色なんですが、
でも、太陽光角度が、かなり急速に、高緯度らしく変化してくるのです。
そして、太陽輻射がこちらの体の中に作用して、
なんともここちよい季節感を感じさせてくれるのですね。
こういう気持ちよさは、やっぱり北国人の特権的感覚なのかも知れません。
おおいに優越感に浸ってもいいことではないかと思っています。
なんですが、本日から東京に出張いたします(笑)。
建材関係のイベントがあって、取材してきたいと考えている次第。
いろいろセミナーなんかでも興味深いものがあります。
まぁ、東京の雪景色を見学するのも、おつかなぁ、と(笑)。
でも雪が降ると東京は大騒ぎなので、
さて交通関係がどうなのか、ちょっと心配ではありますが・・・。
写真は、昨年の今日、福島県の山間の住宅取材の時に撮影したもの。
まぁ、季節はそれぞれに移っていきますね・・・。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 3月 4th, 2009 by replanmin
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