建長寺の本尊が安置されているのは仏殿。 外観からもわかるように「基壇建築」です。 仏教寺院の流れを見てくると、当初の法隆寺など輸入されたはじめには こうした中国式の基壇建築が建てられた。 1253年段階でも「本格的中国風 […]
Posted on 12月 21st, 2021 by 三木 奎吾
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建長寺の本尊が安置されているのは仏殿。 外観からもわかるように「基壇建築」です。 仏教寺院の流れを見てくると、当初の法隆寺など輸入されたはじめには こうした中国式の基壇建築が建てられた。 1253年段階でも「本格的中国風 […]
Posted on 12月 21st, 2021 by 三木 奎吾
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建長寺の創建は1253年。創設者は幕府5代執権・北条時頼。 時代的には京都王権の政治支配が承久の乱によってパワーが衰退し 幕府権力が東国だけではなく全国に拡張した鎌倉幕府絶頂期。 頼朝による武家権力の創始から70-80年 […]
Posted on 12月 20th, 2021 by 三木 奎吾
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なぜこの建長寺について書くのにその前段の武家政権のことにこだわるか、 自分自身で考えてみると、どうも現代にまで至る大陸アジアと日本の関係がある。 日本史では鎌倉幕府という国家体制が成立するのだけれど、 この体制というのは […]
Posted on 12月 19th, 2021 by 三木 奎吾
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建長寺について書き進める予定なのだけれど、 やはり仏教の日本での推移はそのまま権力争奪史に重なる。 朝廷内部の宮廷政治の流れが学校では日本史の基本のように学ぶが、 それは政治現象のごく表面の事柄であって、 基本的には民の […]
Posted on 12月 18th, 2021 by 三木 奎吾
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タイムマシンができて日本史で時間旅行ができるようになったら、 やはり平安末期の源氏による権力奪取の瞬間がもっとも刺激的ではないか。 この時代、日本の歴史人口は757万人という推定値がある。 この数字を元に考えると戦争に動 […]
Posted on 12月 17th, 2021 by 三木 奎吾
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日本人の精神史、こころの進化プロセスの中で まずは八百万神に由来する神道があって自然崇拝型の精神があった。 そして次いで鎮護国家思想で統一国家を形成確立するのに 仏教が導入され、それが歴史時間とともにさまざまな変化発展を […]
Posted on 12月 16th, 2021 by 三木 奎吾
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年相応、ということなのでしょうか、 最近は美術関係の嗜好が極端に日本画に向かって行っている。 高齢化とともに「油」への忌避が無意識にはたらいてくるものでしょうか(笑)。 睡蓮シリーズのモネは別格として、油絵は好みに合わな […]
Posted on 12月 15th, 2021 by 三木 奎吾
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師走もついに半ば近くまで経過してきました。 ことしは温暖化の影響からか、赤潮被害が北海道東部太平洋側で見られたり、 水揚げされる魚種に変化が見られるなどしていますが、 ここ数日、朝の気温低下はようやく零下になってきている […]
Posted on 12月 14th, 2021 by 三木 奎吾
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最近仏教寺院シリーズを続けてきて、木造建築の歴史的変遷を見ている。 仏教建築は大陸経由で日本に伝来し飛鳥寺・四天王寺を最初として 建てられてきたけれど、基本的には基壇という石を積層させた高基礎で その平面に対して石場建て […]
Posted on 12月 13th, 2021 by 三木 奎吾
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さて永平寺探訪シリーズを全15回にわたって書き続けてみました。 たぶん総文字数は20,000字以上に上っている。 400字詰め原稿用紙(古っ!)換算すると50枚くらいの原稿量。 これくらいひとつのテーマで集中すると面白い […]
Posted on 12月 12th, 2021 by 三木 奎吾
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