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世界のダジャレ文化?

きのうは札幌から帯広に移動。
普段であれば問題なくクルマでの移動ですが、
先日の地吹雪・ブリザードの猛威を肌身に感じさせていただいて
おとなしく列車での移動を選択いたしました。
で、本日、ある団体の全国総会が行われるということで、
その「前夜祭」にも参加させていただきました。
みなさん遠慮されてか、参加されていた東大の前真之先生には
あんまり話しかけられていなかったので、
わたしいろいろ、たっぷりとご教授いただいておりました。
本日は午前中の住宅見学バスツアーから、午後の講演会まで
たっぷりと「取材」して参りたいと思います。

なんですが、
お話しに夢中になってしまって、食事はあんまり出来なかったので、
帰り道、ついラーメン店へ。
聞くともなく耳にした「百里香」というお店がおいしいという評判。
北海道内のラーメン店としてはきわめて珍しい中華系のお店。
店名を教えてもらったけれど、
うろ覚えであります。確か、パイリシャン、と発音していたような・・・。
ごくふつうの「しょうゆ・塩・みそ」の北海道ふつうラーメンもあった。
で、ふつうのしょうゆラーメンで腹ごしらえ。
店の名前の由来を聞いたら、
「ずっと遠くにいても、おいしい香りがわかるよ」という意味だとか。
ふむふむ、なかなかに文化的な香りがするネーミングですね。
そうしたら、目の前に写真の左側の色紙が見えてきた。
福、という文字のようですが、
どうもそれが逆立ちしているようなのですね。
どうもスフィンクスの謎かけのようで、気になって仕方がない。
やむなく降参で、教えてくださいとヘルプミー。
で、見せられたのが右側の判読記述。
きっとたくさんの人が「これなにさ?」と聞いてくるので、
説明をこのようにわかりやすくまとめて置いているのでしょう。
要するに中国語の読み方に掛けた地口・シャレ、ダジャレなのですね。
そして目的が、「福が来る」という現世利益になっているというのが
中国系的で、たいへんわかりやすい。
やっぱり、こういった語呂合わせ的なジョークは万国共通ですよね。
頭の柔軟体操にもなるので、
融通無碍という言葉の語意にも通ずるような、
こういうダジャレって、きわめて大切な文化だと思っています。
いつのころからか、ある時期の若者世代から
「オヤジギャグ」というような反論があったように思いますが、
いやぁ、この文化の根はきわめて深く、そんないっときのものではない。
「そうかなぁ」と思いつつ、そういったオヤジギャグを
やや体内に押し込めていたような時期があったように思いますが、
やはりそういう我慢は健康にはまったく良くない(笑)。
ダジャレって、それがコンコンと湧きだしてくる日というのは
まことに体調も頭の回転も、絶好調なのですね。
迷惑を顧みず、やはり連発させていた方が調子はいい。
わたし、そういうことでダジャレ大好きであります(笑)。

すいません、周りの方、やさしくお付き合いくださいね〜。

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