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編集長交代

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わたくし、この度、住宅雑誌リプランの編集長を
後任(佐藤まゆり)にバトンタッチいたしました。
創刊以来、19年以上編集長をやってきまして、
もちろん、商業雑誌としての枠の中ではありますけれど、
北海道や東北各地の家づくりの現場を見続けてきました。
そうしたなかで、感じてきたことが、雑誌づくりの基本的なスタンスを
形作ってきた部分でした。
やはり、実際の住宅を訪問して、そこで
家を建てた建て主さんに、その思いを取材し、プロのみなさんともじっくりと話し合うこと、
そうしたフィールドワークが、わたくしや、リプランの家についての考え方のようなものを
まとめさせてくれたものと思っています。
このブログのテーマに据えた、「性能とデザイン」ということ。
常にそのバランスを意識しながら、一方で
住宅の作られようの移り変わりを肌で感じてきました。
北国住宅として、基本的に押さえなければならないこと。
そしてそのなかで、いかに豊かなくらしのステージを創造できるのか?
多くの楽しい家をご紹介し、その事例が次の建て主さんに多くの刺激を与え、
さらに楽しい家が、まるで、帰ってきたブーメランのように
新たな、創造性に満ちた空間を生み出していく。
メディアとして、そういう実感を抱きながら、北国住宅の変化のプロセスを感じることができました。
そんななかで、業務も拡大してきて、
いまは札幌と仙台にオフィスを構え、多くのスタッフにも恵まれてきました。
今後の業務内容、目指すべき方向性などを考え、
わたくし自身は、「発行人」として、今後は関わっていこうと思います。
とはいえ、いままでと同様に、家づくりの現場はつねに見ていきたいと思っています。
バトンタッチしたメンバーのもとで、わたくし自身も
スタッフの一員として、活動は続けていきたいと考えています。
また、これまでよりも幅広い視点で、業務の活性化も
図っていきたいとも思っております。
このブログも、多くのみなさんにご覧いただいていますので、
この場を使って、ごあいさつさせていただきました。
これまでありがとうございました。そしてこれからもどうぞよろしく。
お気づきかも知れませんが、
ブログのタイトルも変更しています(笑)。
これまでの「こちら編集長(こち編)」から、「こちら発行人(こち発)」と
リネームいたしました。って、まぁ、何が変わったんだ?
というところですが、これまで同様、ご愛読のほど、お願い申し上げます。
これまで通り、住宅現場ネタをはじめ、
毎日更新で頑張っていきますので、どうぞよろしく!

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