きのうは朝、三沢を出て盛岡に移動して取材を1件。
その後、新幹線ー津軽海峡線ー函館〜札幌と帰還の旅路であります。
で、軽い雪が降ったりやんだりの三沢のホテルを、用心して
1本早めの汽車にしてタクシーで出発。
なのですが、青い森鉄道、なかなかの難物であります。
1時間に2本くらいの路線なのですが、
その汽車が遅れていて、23分遅れで運航中、というさっそくの案内。
「やっぱりか」であります。
これは定刻を前提に時間組をしていたら、即アウトだった。
三沢周辺、太平洋側はそれほど雪は降らないけれど、
往来している津軽側は、この時期、どういうふうになるか、
まったく予断を許さないのですね。
天気の状況を見たら、朝方まではけっこうな降雪ぶりだったようです。
結局、八戸にたどりついたら、当初予定の便にぴったりの到着時間。
そこからは快適な新幹線であります。
前々日にチケットを購入したときに駅の係員さんが
「あ、この区間は指定席の必要はありません。立ち乗りでいいです」
と、親切にアドバイスしてくれましたが、
なかなかの混み具合で、途中、席を交代したりしました。
時間ぴったりに盛岡に到着して、カメラマンのSさんの車に同乗。
カーナビからかなりマニアックなルートを指示されて往生しましたが、
なんとか着いて、無事取材終了。
トンボ帰りで盛岡から新幹線に乗車。
いやぁ、新青森までの新幹線開通は、たいへん素晴らしいですね。
ノンストップでは、50分ほどで到着する。
在来線では考えられない安心感で移動できますね。
やっぱり本当に役に立つなぁと実感させられます。
で、新青森から、函館までのスーパー白鳥に乗り換え。
こちらは、寒風吹きすさぶホームで待たされて時間遅れ。
津軽弁の声の大きな団体旅行のような一団のみなさんから
「え〜、ここから、万が一、汽車が来たら乗って下さい(笑)」という
声が聞こえていましたが、こちらは吹き出すゆとりもない寒さ。
ようやく汽車が着いたら、その一団のみなさんと席が同席。
都合7人くらいで、どうも津軽の大工さんたちで
函館まで遊びに行く、ということのようなんですね。
そこからたっぷり2時間、コテコテの津軽弁世界で
天国のような心地に浮遊しておりました(笑)。
まぁ、別に聞き入っているわけでもないのですが、
なんといっても声が大きくて、無言のこちらの耳にはどんどん飛び込んでくる。
なんですが、9割方は意味不明なんですね。
でもたいへん、ユーモラスで楽しそうなのです。
入りたいけれど、まぁ迷惑だろうし、話したくてもなかなか理解までは・・・。
興味津々ではあるけれど、意味不明という
なんとも、もだしがたいモヤモヤの時間を過ごさせていただきました。
どうも話の中では、パチンコ屋さんのことは大きく取り上げられていたようでした。
で、時折、北海道に入ってからは
「家の作りが違うよな」
っていうような大工さんらしい話題も聞こえてきた。
実は前日は南部訛りのみなさんと
たいへんな盛り上がりで会食させていただいていたので、
二日間にわたって、たっぷりと青森を満喫させていただいたワケです。
関西に行くと、短時間で関西弁って話せる気がするのですが、
津軽弁は、どうあがいても無理なような気がします。
現に南部のみなさんでも歯が立たない、と言われる。
まぁしかし、話されている雰囲気はまことに楽しげで、うらやましい。
釣り込まれるんだけど、わからないという不可思議な世界であります。
ふ〜、やれやれ、やっと札幌帰還であります。
<写真は、線路の安全を守っているみなさんの様子。お疲れさまです。>
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Posted on 2月 12th, 2012 by replanmin
Filed under: 出張&旅先にて