一昨日、早めに寝ようと思ったら、カミさんがなにやら布と針仕事を仕掛けていた。
お疲れさんと思いつつ、睡魔に誘われさっさと就寝。
で、朝起きたらやや不揃いながら、マスクが数枚テーブルの上に。
「おお、手作りしたんだ」と、ジワジワうれしさが(笑)。
世界的にはさらに猛威をふるい続け、日本でも夜の街などで
感染がなかなか終息を見せない新型コロナ。
日常の中で注意深く身を処していかなければならない。
しかし日本の暑さはこれからまさに本番が始まってくる。
北海道に居ても夏にマスクとなれば、「蒸し暑さ」対策が不可欠。
そこで「ひんやりする」触感の素材がいろいろ研究開発されているようです。
そういうマスク布材を購入して、手づくりでマスクを作るのが
流行り始めているようなのであります。
世界的に「マスク争奪戦」みたいなことが巻き起こったし、
アベノマスクみたいなことで喧しい議論を呼んだりした。
不足しているのなら「手づくり」すればいい、という発想が乏しかった。
手作りする発想がなぜかマスクにはなかったことが露わになった。
そういう過程を経てようやく民の側で「自分で作る」という「結論」が出てきた。
考えてみれば当たり前のことが、浸透するまで半年近く掛かったことになる。
とはいえ、カミさんはミシンを使う習慣がないし、持っていない。
なので、手縫いで挑戦してみたのですね。
わが社のスタッフの中には、自分の服を自分で縫うという強者もいますが、
そういう話を聞いて感じるものがあったと思われる。 すごい。
で、つけてみたら、はじめにひんやりとした感触が得られる。
あとは気にもしないでつけ続けていたので、まずは合格。
ただしきのうも札幌はエゾ梅雨で気温は20度前後。
なので、本格的な「暑さ対策」かどうか、まだ不明ではあります。
マスクは必要不可欠なものではあるけれど、一種ファッションでもあるので、
女性たちがいろいろに工夫してくれると男としてはありがたい。
彼女たちの審美眼に叶っていれば、男としてはただつけていればいい。
日常の中で、気をつけながら暮らしていくためには、
こういう女性たちの行動が決定的に重要だなぁと気付かされた次第。
ありがたく、使い続けていきたいと思います。感謝。
Posted on 6月 29th, 2020 by 三木 奎吾
Filed under: 日本社会・文化研究
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