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【「とにかく家にいる」連休がスタート・・・】

さて本日から来週6日までの「自粛ウィーク」スタート。
昨日は政府の「専門家会議」の記者会見が行われて、
現状についてのブリーフィングが行われ、これまでの対政府マスコミ質問とは
かなり様相の違った質問やり取りが行われていました。
これまでの安倍首相が対応した非常事態・新型コロナ対策会見に対して
まったく関係のない「サクラを見る会」の質問を平然と投げつけて恥じない
日本メディアの異常さ、場違い感は目立っていましたが、
専門家会議の会見と言うことでそういった異様な質問は除去され
バイアスの掛からない平常な質疑応答がみられて好感が持てた。
ことは純粋に疫病に関わることなので、
このような情報公開のありようがいまはいいのではないかと思いました。
あえて正面に出なかった政権の判断は悪くはないかもしれない。
いつでもどこでも政府批判に結びつけたい左派的意見は自由だけれど、
それはいま現にある国民の生命健康の危機とは関係がないと思います。
専門家会議責任者の尾見さんの回答で「日本は諸外国と比べ強い対応がとれない」
というくだりがありました。
普通の国では「非常事態」が国防マターとして当たり前に憲法で保証され
非常時に私権が制限されるのは当たり前であるのに、
日本では政治権力は国際的にみて異常に権限抑制されているのが実態。
危機事態ではほとんど機能しないような社会システム構造実態。
狭い範囲内で国家運営せざるを得ない状況が続いてきた。
そこに今回のような「非常事態」が勃発してしまった。
自治体首長の強い権力の姿を見せる政党会派が支持率を急速に上げているのには
国民的な意思がそこに反映されているのでしょう。
やはり危機は確実に勃発するし、国家はそれへの備えは絶対に必要だと。

・・・っていうことですが、いまは誰になにを依存することも出来ない。
季節は写真のような春爛漫ですが、自粛して過ごすしかない。
昨日北海道知事さんと札幌市長さん連名で以下のような「要請」。
1 札幌市民の皆さんは、とにかく家にいる
2 道民の皆さんは札幌に行かない
3 道内外の皆さんは、都道府県間の行き来はしない
この現憲法体制では非常時にはひたすら「自粛」お願いしかない。
逆らう自由は存在するが、強制するシステム基盤は「放棄」させられている。
いまは、国民の「自制」力にひたすら依存しなければならない。
いま現在の国と国民の「防衛力」は個々人の生活意識しかあり得ない。
まことに悲しく苦しいけれど、ことは命と健康に関わること。
ヒステリーを起こさず淡々と家に閉じこもり、忍耐するしかありませんね。

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