最近お騒がせの東横イン、本日宿泊しています。
料金がリーズナブルだし、なんといってもインターネット接続が全室LAN。
いまはビジネスホテル常識化してきたけど、最初はウン、こりゃいいって思った。
全国どこに行ってもHP更新や、ブログアップできるのはうれしい。
いまだにインターネット接続別料金、っていうのありますけど、いいかげんにして。
ホテルに高級感求める人より、実利求める人の方が多いでしょう。
部屋の感じもまぁ、全国どこに行っても同じ、
ってことは設計には一回しかまともに金かけていない、ってことでもあるんだけど(笑)。
こんだけ騒がれていても、やっぱ宿泊してしまうのは、
商売として成立している、ユーザーとの関係があるからでしょうね。
ライブドアのように、実業の部分は買収した子会社くらいしかない
というのとはかなり様相が違うと思う。
むしろ耐震性能とか、そっちのほうを心配していたけど、
マスコミに出てこないところを見ると、まぁ適法なのかな。
フロント前やエレベーター内には「お詫び」の張り紙。
昨日の報道から。 (以下朝日インターネット抜粋)
東横イン社長謝罪「全部私の責任」 改造経緯、言葉濁す
2006年02月06日22時06分
西田憲正社長の記者会見の主なやりとりは以下の通り。
——なぜ、こうした事態を招いたのか。
「申し訳ございません。反省しております」
——理由は。
「やっぱり、利益追求でした」
——改造を認めていたのか。
「了承していました」
——件数が多すぎる。
「私が、本当に全部悪い。ワンマンでやってきました」
——すべて検査後に改造するための図面を用意していたのか。
「図面がなくても改造したものがあるかも知れません」
——経営責任は。
「一日でも早く(ホテルを適法の状態に)直したい。それから(利害関係者である)ステークホルダー、(ホテルの)大家さん、社員の意思に従いたい」
——(実践している)「内観」とは。
「自分自身を見つめて自分を築く。何の役にも立てられなかった。『自分は上等な人間だ』なんて思っていたことが、悔しくてしょうがない。反省しています」
っていう、ほぼ坊主ざんげ。ここはまぁ、ほとぼりが冷めるまで忍の一文字、の心境でしょうね。
日本的勧善懲悪ドラマとしては、こういう場面での出処進退が大切。
潔くすべてを認めて、ひたすら低姿勢というスタイルを続けて
まぁこれだけ反省しているようだから、という印象を植え付けるのが得策なんでしょう。
東横インについては、たぶんこうしたやりとりが世間とあって
それでも多くの客足はそう途切れもせず、いつしか時間が経って・・・
という結末になりそうですね。
一方で、例のホリエモンはアメリカンスタイルの全面否認で争うと言うことのようですが
さて、どうなんでしょうか。
日本の司法って大岡越前、銭形平次、東京地検特捜部、と連なる
「正義の公務員」系譜がふりかざすマスコミ誘導に大きく影響されるパターンが
一般的なので、「疑わしきは無罪」というアメリカンスタイルは
どうもあんまり勝ち目はないと思うのですが。
Posted on 2月 7th, 2006 by replanmin
Filed under: 出張&旅先にて
今日のブログが、一番いけてます。