本日は衆議院議員選挙ですね。
民主主義はとにかく有権者が投票しないと始まらない。
台風の進路にあたる地域のみなさんはお気を付けて。
わが家は夫婦とも今回も期日前投票制度を利用しました。
期日前にしなければならない「理由」を選んで投票できる制度ですが、
仕事の都合ということもあるし、今回からは「天候」も理由になるようです。
一応、わたしの場合は仕事が急に飛び込んできそうだった、という理由。
でも、本来の投票できる権利ということでいえば、
投票の方法はもっと自由に幅広く選択できた方がいい。
今回はそういう意味で金曜日までの段階で1,500万人以上が利用したということで、
かなり自由度が高まってきたとはいえると思います。
なんといっても現代人は忙しい。
日曜日が仕事の人も多いし、せっかくの休日が選挙のためにツブれるのもイヤだ。
など、それぞれの事情があるのですから、
投票制度の側は、もっと制度改善、投票率向上努力をしてほしい。
住民票に基づいてハガキが届けられて、
それを持って投票に行くことになるけれど、
たとえばわが家の息子は住民票はこっちにあるけれど、
学校は東京でいまはそっちの「仮住まい」している。
そうすると、「不在者投票」になるのだけれど、
この手続きがなかなかにめんどい。
不在者投票申請書みたいなヤツに署名して用紙を住民票登録自治体に送る。
それを受けて自治体から投票用紙が郵送されて、
それを持って、いま住んでいる地域自治体の「期日前投票所」に行って
住民票登録の「選挙区」の選挙を投票する。
投票されたかれの1票は、開票日までに住民票登録自治体に届かなければならない。
一応、息子の権利のために親としてはこうしたアシストをしました。
あとは、その上でかれがどう権利行使をするのかしないのか、
それは日本国の有権者であるかれの判断に委ねたいと思うのです。
今回の例で言うと、10月11日(水)に投票用紙がわが家に届いて
そこから申込みをしたのが、12日(木)。それでその用紙を郵送して
かれが権利行使するのに必要な投票用紙が札幌の選管に届く必要があるのは
10月19日(木)とされていました。
郵便の受け取りからたぶん3日程度で投票所に足を運ばなければならない。
時間的には非常にタイトな状況にならざるを得ない。
選挙に不正が可能になってはいけないのはもちろんだけれど、しかし、
とくに若い世代のみなさんに投票しやすい環境整備がもっと整えられて欲しい。
息子のような状況になっている国民は、やはり一定数はいると思う。
制度ができた当時とでは、
日本人の「流動率」は比較にならないほどに加速している。
航空機の運航状況を考えただけでも、容易に想像できる。
現代生活にもっと寄り添って投票率向上のための制度改善を希望するものです。
写真はこれまた明らかに無関係です。あしからず(笑)。
Posted on 10月 22nd, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: 状況・政治への発言
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