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子ども手当認定請求書

きのう、超お忙しモードで
ようやく家に帰り着いたら、写真のような封書がきておりました。
例の「子ども手当」の請求用紙なわけですね。
ふむふむと読み込んでおりましたが、
この札幌市の様式では、加入している年金についての質問項目があり、
また、健康保険証のコピー(本人と家族全員)を
裏面にのりづけしてください、という案内。
どうして子ども手当支給に、これらの項目が必須なのか、
情報をほとんど確認していないので、
良く理解できないのですが、どうなんでしょうか?
本人確認と言うことであれば、理解はできるけれど、
それであれば、「家族全員」ということがわからない。
さらに「年金」についての項目は、どういう意味合いなのか、
まぁ、忙しいので、書類を整えて出さなければならないのであれば、
はい、わかりました、という次第です。
時間も取れないので、こういう疑問、解決する暇はありませんが、
意味を理解はできません。

っていうようなことになっておりますが、
まぁ、こんな施策があって実行に移されるのは、
やらないよりはずっとマシではあるかも知れませんね。
これまで戦後一貫して、子育てというものに対して
むしろ、社会的には、暮らしがより大変になるような方向でしか、
政治が行われてこなかったと思います。
大企業を育成して、産業振興は一生懸命やってきたけれど、
そのプロセスで、子育ては、基本的な社会目標になってこなかった。
やはり次代を担う子どもを育てることは、
その社会の活力を育てることだと思うのです。
社会全体が、子育てをしやすくするように生まれ変わらなければならない。
このようなキャッシュバックもいいけれど、
本来であれば、子育て世代に対しての減税として実現した方がいい。
そうしたほうが、社会全体が個人に子どもがいる、いない、に関わらず、
子育てに共同の責任を負うことができるようになると思う。

まぁ、わが家はこの制度の誕生とともに
坊主は中学3年生なので、最後の受給機会になるのですが、
有意義に、社会がこの子をいっしょに育てようと
言ってくれたのだと理解して、ありがたく大切に利用したいと思います。
知人に、ずっと前から、里親的に、
家庭での愛情に恵まれないこどもたちを受け入れ続けてきている方がいます。
お話を聞くと、10人くらいの子どもさんをあずかって育てていると言うこと。
そのために、家も自然豊かな環境の場所に建てています。
お母さんが大変なのは自明ですが、
おとうさんも、こどもたちのために自然体験率先垂範生活をしているということ。
まぁ、ガキ大将のオヤジ、っていうところでしょうか(笑)。
親の愛情に恵まれなかったこどもたちのことを聞くと、
ほんとうに心が痛んでなりません。
心が育てられていない、っていうような状態に置かれている場合もあるのですね。
「子ども手当」のことを話題にするのは、
こういうひとには失礼ではあるのですが、
しかし、そんなふうに子育てにポリシーを感じて取り組んでいる方を見ると、
心の底から、頭が下がる思いがしてきます。
そういうひとのためにも役立つなぁと考えると、
遅ればせながら、日本もいい方向に行って欲しいと思う次第です。

北のくらしデザインセンター
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