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吉野ヶ里再見_2

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行った日は、公園スタッフ・弥生人
(って、自己紹介していた〜笑)のみなさん総出で大掃除中。
環濠のゴミとかを掬いだしては、きれいにしておりました。
で、残っていた人から弥生のお茶、麦茶らしきモノを振る舞ってもらった。
これの加熱、ごらんのように弥生式土器で、石の置き方なども吉野ヶ里式。
ごちそうになると、ほとんど無味だけれど、ほのかな滋味のかおる味わい。
吉野ヶ里では、左の写真のような居住室内部では、暖をとる以外の
煮炊きのための囲炉裏はなかったそうです。
食事の支度はもっぱら外、もしくは専用の煮炊きの建物でしていた。
飲料水は、わき水が豊富に出る場所がたくさん発見されているそうです。
食べ物は主食のコメはもちろんですが、
そのほかにも、周辺で採取可能な多様な動植物を食べていたようで
なかなか豊かな食生活なんだとか。
住むための居住区域は明確に分けられていたけれど、
内部の様子は、調度のたぐいに多少の貧富の差が見られる程度で
そう、大差はない。居住用の建物は、寄せ棟や入母屋型で茅葺きの屋根。
玄関は、板戸が使われていたようですね。
ほとんどが半地下タイプで、居住性は案外高そうです。
床はよく突き固めた土間。寝る場所は一段高くなっていてベッド状。
キッチンやトイレは外にあるわけで、
この家は現代で言えば、居間と寝室だけの空間ですから
そう考えると、広さもほどよく、快適な暮らしともいえるかも知れませんね。

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