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はじめての「工務店経営セミナー」青森で開催

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きのうは青森市で当社でははじめての企画として
「工務店向け経営セミナー」を開催致しました。
わたしどもはユーザー向けの住宅雑誌であり、
大手ハウスメーカーというよりも、地域でがんばっている工務店さんが
その地域らしい家づくりの主役であると考え、
そういった存在が、地域のものづくりの核心として存在し続けることが
ユーザーのメリットが一番高いと思っています。

従来は、そうした工務店さんが作っている住宅の素晴らしさを紹介し
ユーザーにそういった家づくりがまっとうであるとアナウンスする
そういう活動だけだったわけですが、
しかし地域工務店さんというのは、中小零細企業が大半であり、
経営的には、情報支援もなく孤立的な存在であることもわかっていました。
そんなことから、どうしたら、そういった部分で
わたしどもの情報ネットワークが活かせるか、
考え続けてきて、今回、はじめてセミナーを開催させていただきました。
不慣れなもので、月末に日程を当ててしまい、
多くの方から「そんな日はムリ」という反応(汗)もありましたが、
なんとか、30名ほどの参加もいただきまして、
また、パネラーの札幌・三五工務店・田中社長と
函館・アーニストホーム・新田副社長のすばらしい経営魂の開示があって
おかげさまで参加していただいたみなさんから、好評をいただきました。
こういった「経営セミナー」というと、
大体、一方通行的に講演者の話を聞くスタイルが多く、
また、それこそ経営戦略ではありませんが、
ランチェスターがどうとか、ひたすらマーケティング的な
難しい話に終始するケースが多いと思いますが、
わたしどもでは、あくまでも参加者と同じ目線のパネラーから
赤裸々な経営の舵取りの実際を感じ取っていただきたかった次第。
工務店として直面する顧客獲得の方法から、
長く安定的な経営を継続するための
注文住宅づくりの現場での「品質管理」、質の追求は、
どうしたら達成できるのか、といったことまで、
同業に携わる経営者の肉声でしか、伝わらない部分があると思います。
まぁわたしの仕事は、そういった工務店経営者としての
琴線に触れる部分を正しく、わかりやすく整理することだと
そういった演出者に徹して、コミュニケーションを媒介しておりました。
最後、懇親会の締めで三五工務店の田中社長が話していましたが、
経営の成長とは、きょう知り得たことのひとつでもいいから、
すぐに実行してみることが一番大事なのだと思います。

ということで、ひと仕事一段落。
なんですが実は、ここに至るまでには飛行機のトラブルもあって
冷や汗の止む間がありませんでした(笑)。
千歳で乗り込んだ飛行機が飛ぶ前にエンジントラブルで
急遽、「申し訳ありません、下りていただきます」という無情のアナウンス。
おいおいおい、という緊急事態発生、まっ青、というところから
なんとか、無事にセミナー終了までこぎ着けられたのです。
ふ〜〜やれやれ、というどっと疲れの1日でした(笑)。

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