さてきのうも建築家イベントの開催でした。
きのうから2クール目を迎えまして、
お客様の顔ぶれもだんだんと変化してきています。
こちらとしては定期的開催、という段階に突入してきていまして、
いろいろと趣向も変化させていく考えです。
きのうは北海道建築指導課のゲストの方もお迎えして、
「北方型住宅」についてのレクチャーもいただきました。
で、建築家のみなさんのプレゼンテーション終了後の
第2ステージでは、道庁さんも討論の一部に参加してもらって
主に北方型住宅についての意見交換や情報交換を試みました。
会場にお集まりのみなさんも
08年度から国の補助事業として補助金が得られるようになって
すっかり注目度が高まり、
今年度は新築だけでなく、リフォームでも可能性が高まっているので
関心が高くなっていることを実感できます。
ただし、今年度から設計事務所も窓口になれるということなのですが、
逆にふつうに高性能な住宅を建てている建築家にしてみると
建て主さんで不公平が生じざるを得ないので
機会の公平を考えた運用をすべきだ、という
至極当然な意見も寄せられていました。
まことにその通りだと思わざるを得ませんね。
しかし、そうした施策は国の国交省が行っているものに対応したものなので、
道のほうとしては、まぁ、やむを得ないし、
そのなかでは本当によく頑張っていると思います。
そして、少なからず住宅建築の下支えには寄与しているとも言えるので
なんとも、ない交ぜな複雑なところではあります。
っていうような、意見交換も自由に出来て
そういう状況もユーザーのみなさんに包み隠さず
こういうイベントでお知らせするのは、有意義だと思います。
多様な意見と、現実が進行している様をお見せすることは
ユーザーに選択の幅をお見せすることにもつながる部分。
なかなか、イベントの安定的な動員・集客って難しいのですが、
きのうは予約以外に、飛び入りのお客様も多く、
蓋を開けてみたら、いろいろなみなさんが見えてにぎわった次第。
定着っていうのは、大変難しいと思うのですが、
毎回なんとか運営し続けられているのは事実。
そういうなかで、多くのみなさんが「建築家」とふれあう機会を
楽しんだり出来るようになっています。
いろいろな仕掛けをして、なんとか来場を促して活動し続けられたら、
大変大きな資産になっていくものと思います。
大きな目標を持って、小さな工夫と積み重ねを努力していきたいと考えています。
次回は3月14日、そして28日。
その間の3月20日(祝・金)には
実際の建築家住宅を見に行く、バス見学会も企画しています。
ぜひみなさん、家づくりの最高の参考になるイベントだと思いますので
積極的なご参加をお待ちしております。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 3月 1st, 2009 by replanmin
Filed under: リプラン&事業
コメントを投稿
「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」
You must be logged in to post a comment.