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仙台で住宅リフォームパネラー

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年が明けて、講演が2回続きましたが、
2月にもまた仙台で、今度はパネルディスカッションのコーディネーターを頼まれました。
別段こういうの本業ではないのですが、
いろいろひととの出会いが生まれる機会ですので、
可能な限りはお引き受けしています。
ただし、先週はスケジュールがかち合って、
やむなくひとつのお申し出はお断りしました。
講演は、北海道内と東北各地で頼まれることが多く、
雑誌の宣伝にもなるのですね。
今度は2月16日月曜日、仙台で東北電力仙台営業所の主催のもの。
住宅リフォームにフォーカスしてのイベント。
ちょうどわたしは、北海道R住宅推進協議会の委員になっているので、
この制度、リフォーム市場の再構築というテーマで
ご案内し、東北での大型リフォームの盛り上げを計りたいと考えています。
とくに新築需要がことしの状況では不透明ななかで、
住宅リフォームへの期待感は、ユーザー側にも高いものがあると思います。
仙台の街並みは、古い街並み、住宅が残っているケースが多く、
「現状不適格」な建物が多い。
場合によっては、接道すらしていないような住宅も多いのです。
現状の建築基準法で言えば、建て替えはままならないばかりか、
リフォームですら、建築用の重機が敷地に入っていくことも出来ないケースもある。
古い日本の木造住宅をそのまま、野ざらしにしておくのか、
それとも再生利用可能なものに転換させていけるのか、
建築の側だけの問題ではなく、考えていかなければならない。
特区申請して、建築基準法の特例を地域として認定して貰って、
大胆な街区再構築を考えなければならない時期に、
日本の多くの都市はさしかかってきていると思うのです。
そういう時代がもう来ていると思います。
そのときに住宅リフォームの社会システムが十分に考えられているとは、
現状、とても思われません。
今回わたしが関わっている「R住宅推進協議会」は
そういう問題を、具体的にどのように改善すべきなのか、
多くの知恵と、さまざまな実証実験を繰り返してきました。
その意味で、いま全国どこでも差し迫ってきている都市問題に
一定の問題提起も出来るのではないかと思っている次第なのです。
パネルディスカッションは、建築関係のみなさん向けのものですが、
ぜひ、多くのみなさんに参加していただければと、念願しています。
北のくらしデザインセンター
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