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鹿肉ステーキ in 函館

1961

きのうはカミさんと息抜きで函館へ。
夜中3時半過ぎに家を出て、一路向かい、函館到着は7時半過ぎ。
朝食は「自由市場」で、イカ刺し定食。
なんですが、なんのために行ったのかというと
先日カミさんが食べて感動したという「鹿肉ステーキ」であります。
こっちはランチで食べようということで、それまでは
あちこち散策して、という次第。
しかし、意に反してイカ刺し定食は大変なボリュームでして、
これを平らげるだけでもなかなかの満腹感。
函館奉行所見学くらいでは万全な空腹にはならなかったのですが、
ご覧のようなランチに挑戦であります。
意外なほどくせがなく、うまみや甘みが感じられる味わいと、
ローカロリーで鉄分豊富というヘルシーさが評判で、
市内の料理店でもメニューに取り入れるところが続々現れています。

1959
1960

鹿肉は函館の近郊の森でハンティングされたもの。
エゾシカは北海道内で、天敵とされるエゾオオカミが絶滅させられてから
その頭数が増えてしまって、いまは「害獣」指定されていて
狩猟が推進されているのです。
こちらのオーナーシェフさんは、ハンティングの免許を持たれて
手にしている鹿肉のモモは、2日前に近郊の山野で仕留めたものだそうです。
まだあまりなじみのないエゾシカ肉ですが、
フランス料理でシカ肉は「ジビエ(狩猟による鳥獣肉)」といって、
秋から冬にかけてのごちそう。日本では、食害をもたらすエゾシカを
有効に利用するという意味でも、注目されています。
鹿肉は数回食べていますが、きれいな血抜きが必須で、
それがキチンとされているものは、くせもなく、味わい深くヘルシーな肉です。
付け合わせも兼ねて、トマトベースのソースが合わせられていましたが、
シンプルな塩こしょうで、十分な旨みと清冽感が感じられる味わい。
その上、新鮮な個体でないと食べられない「レバー」も
あわせて食べさせていただきました。
モモ肉と比較して、プリプリとした食感で、いわゆるレバー臭さはほとんどない。
下の写真は、さらに「タン」の部分、舌の部位ですね。
それを少し湯通しさせた状態なんだそうです。
本当は、ワインなどが似合うところですが、
札幌まで帰るし、そこは断念いたしました(笑)。

ということで350km・往復700km超の長距離ドライブの末に食べたのですが、
まことに満腹感ハンパなく、晩ご飯はとてもムリ、食べられませんでした(笑)。

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