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素地表しの空間

内装を仕上げるときにいちばん一般的なのは、 断熱材の充填された壁を隠すように張る耐火プラスターボードの上から、 白っぽいビニールクロスで仕上げるというもの。 なぜ、白っぽいのかというと、外部からの光が 室内に均一に満ちて […]

冬の風物詩・つらら

最近はすっかり目にしなくなったものですが、 わたしが子どもの頃には、どの家も、といっていいくらい下がっていたのが氷柱(つらら)。 断熱ということに無自覚に建築を建てていた時代なんですね。 家並みの軒先まで雪が堆積し、 そ […]

寒い仙台

仙台で賃貸住宅でそこそこ断熱されている物件を探すのは難しい。 仙台のスタッフを拡充して、札幌から転勤いたしましたが、 一昨日、着任。その様子を聞きました。 借りた賃貸住宅の寒さにびっくりしたという印象を語ってくれています […]

日本人のハレ空間

大みそかになりましたね。 ことしも1年、なんとか休まずブログを書き続けてこれたのは、 500〜600人くらいの定期読者のみなさんのおかげです。 日頃からお付き合いいただき、ありがとうございます。 先日、なにげに発見したの […]

温水ルームヒーター

北海道では、まず見たことがない暖房システムとして この写真の「温水ルームヒーター」があります。 大体が灯油を熱源とするボイラーを屋外に設置して、 そこから温水を、室内に4カ所ほど設置したヒーター装置接続場所に送るのですね […]

暖房をおまけで考える国、建築的に考える国

きのうはある暖房メーカーの方が来社。 いろいろとお話を伺って興味深かったです。 といっても、暖房メーカーさんは東京が本社の会社で、 これまでは主に、温暖地域で販売をされてきたということ。 今回、北海道での販売の可能性を探 […]

紙による境界分けの文化

写真は先日訪れた「いわき」市での古民家の様子。 日本では通風を旨とする家づくりが行われてきて、 そうすると基本的には柱と梁と屋根の概念だけがあって、 「壁」というような概念があいまいだったのではないかと思います。 壁を造 […]

軒の出と縁側ー2

きのうの続きです。 ことし越谷市に抜かれるまで、日本最高記録の気温を誇っていた 山形市での、高断熱高気密住宅の事例。 断熱気密性能に配慮しながら、どのように夏の暮らしを設計するか? という大きなテーマで建てられた住宅です […]

軒の出と縁側ー1

写真は、ことし取材した住宅の中でもかなり大きな感銘を受けた建物。 山形市での住宅で、中村廣さんという建築家の物件。 氏は省エネ住宅賞も受賞する高断熱高気密住宅のプロですが、 ことし抜かれたとはいえ、日本最高気温を長く記録 […]

美しい洗面ボウル

ちょっと、お、って思わせる洗面に出会いました。 いわゆる「見せる」という意味ではステキな洗面。 スッキリした木質だけで構成してある中に 陶器製の洗面ボウル。 いいよなぁ、たまには・・・。 というような生活装置ですね。 だ […]