きのうは、Replan北海道25周年・通算100号を記念した
被災地への支援活動として、「スマイルプロジェクト」での作品送呈のために
宮城県石巻市北上小学校へ行って参りました。
このスマイルプロジェクトとは、
目的
私たちが1人でできることは限られていますが、100人の想いを合わせれば、それは大きな大きな力になります。そして、言葉の力、アートのパワーは、人を癒し、元気づけ、笑顔にしてくれると信じています。3校が統合して、新しい小学校へ生まれ変わる宮城県石巻市の新・北上小学校。スマイルプロジェクトはみなさんからのメッセージと参加費をもとに、言葉を使ったアートの力で支援することを目的にしています。
内容
Replan北海道創刊100号を迎えるにあたり、NPO住宅110番とReplan北海道はsachi&Akiコーポレーションが取り組んでいる「スマイルプロジェクト」に賛同。被災地の子どもたちに向けておくる100人分の応援メッセージと参加費を募集します。
一人ひとりに小さなお花を持ち寄っていただくように皆さんの言葉を集めて、カラフルな色彩で一枚の絵に仕上げます。緑は大地の色、青は海の色、ピンクはお花の色、黄色は光、オレンジは活気ある町を表現。被災地に、応援したいみなさんの言葉と心と、綺麗な色を届けます。
という取り組みでした。
モノでの支援の段階から、徐々にこころの支援の段階へ、
そんな願いから、被災地のこどもたちに美しい色彩と、
多くの北海道のひとたちのこころのこもった言葉で
作り上げられたアート作品を贈呈したかったのです。
幸い、宮城県の建築家・佐々木文彦さんの協力が得られて
こちらの3校が統合して新設された小学校に
このアート作品をお届けし、受け取っていただけたのです。
みなさんのお気持ちを受け代表して、
作家の田中さんとともにこどもさんの代表に手渡せました。
ちょうど校庭で今週土曜日に予定されている運動会の練習中の時間を割いて、
セレモニー的に受け入れていただけたこと、
ありがたくて、言葉もありませんでした。
やはり被災後の復興の一番の力はこどもたちの明るい笑顔ではないでしょうか。
子どもたちが元気であれば、それを見守る親たちもがんばれる。
そういう小さなことが地域に希望の力を生み出す。
子どもが生まれたり、育ったりすること。
ごく当たり前の力に、実際に触れて、本当に実感します。
校長先生に伺うと、実にさまざまな家庭事情をもった子どもたちが多いということ。
それでも、運動会練習に取り組む姿は神々しい。
こういう時間をいただけたことに深く感謝したいと思います。
ありがとうございました。
Posted on 5月 21st, 2013 by 三木 奎吾
Filed under: リプラン&事業
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