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住宅問題データの山

ここんところ、
住宅110番への投稿データを扱っております。
もう14年以上、NPO活動を続けてきていますが、
この間に寄せられた投稿が、10000を超えてきたので、
一度、きちんとした企画としてまとめる必要性が出てきたのです。
いろいろな調査データが出てきて興味深いのですが、
内容をまとめてから、発表方法については考えていこうと思っています。

で、そのなかで、
とりあえず面白いなぁと思うのが、
地域的偏差の問題です。
実は神奈川県が、特異的に投稿が多い傾向があるのです。
その他の県・地域は、おおむねは人口動態に連動しているのですが、
神奈川県は、人口は890万人(2005年調査)程度で、
人口は7.4%程度の占有率ですが、
そういう数値とは明らかにアンバランスに投稿が多い。
まぁ、北海道もバランスを越えて多いのですが、
これはまぁ、わたしどもの本拠地でもあり必然的。
で、神奈川が、どうも多いんですね。
東京のベッドタウンとして、埼玉・千葉とも比較にならないほど
投稿が多いのです。
ひとつ推察できるのは、新興住宅街や新設住宅の割合が高いということ。
神奈川は気候も温暖であり、
東京へのアクセスもたいへん整備されている。
横浜という都市のブランドイメージも高い。
っていうようなことが考えられるのでしょうか?
伝統的というよりは、明治の開国以来、
欧米からの文化輸入の最先端地域、ということで、
比較的に住文化が新しいものに抵抗感を持たない。
っていうか、北海道と並んで合理的志向性が高いのかも知れませんね。
そういうことから、住宅についての情報需要が高いのか。
ちょっと面白い傾向があるのかもと、期待感が高まっております。
いずれにせよ、まぁ、継続はなによりも大切ですね。
膨大な資料データを前にして、
試行錯誤の連続であります。
どっかの建築系の大学で共同研究とか
やってくれるところはないものでしょうかね。
こっちから振ってみようかなぁ?
<山、と書いたのに写真は海でした(笑)>

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