2日前にわが社オフィス部分2階のトイレの詰まりが発生。
これは昨年のリフォーム前からこの位置にあるヤツで、
便器はそのときに最新型のモノに交換しておりました。
隣接して新しく作ったトイレの方は別に詰まったりはしていない。
ということなので、メーカーさんのメンテに連絡して
一昨日、見てもらっておりましたが、
どうも要領を得ないで、「外部の汚水管で詰まっているのでは?」という見立てを
報告していただいていた。
そういうことなので、昨年のリフォームも頼んだ懇意にしている工務店にヘルプを。
で、昨日午後、配管詰まりのプロに来ていただけました。
一昨日にはメンテのチャックをわたしはしていなかったのですが、
そういう経緯なので、付き添ってチェックさせていただいていた。
で、いくつかの外部のマンホールを開けていった。
わが家の前面側には都合5箇所のマンホールがあることは確認していた。
それらをチェックして異常は特段見られない。
そこでわが家建物外周に沿って、バール状の器具を使って「犬走り」を突っつきはじめた。
さすが、なにをするのか、プロの仕事は予測が付きにくい(笑)。
でも、そうやっているウチに2箇所の「隠れていた」マンホールを
みごとに探り当ててくれた。まことにココほれワンワン状態。
写真の箇所は最後に探り当てたもっとも件のトイレに近い場所。
そこでも特段の詰まりは発見できない。
で、実際にトイレから排水させて、各トイレの配管経路特定にとりかかる。
そういう結果問題発生している経路があぶり出された。
どうも、問題発生の経路区間はそう長くはなく、トイレ周辺であることがわかった。
で、再度、問題のトイレに戻って、プロの方が専用器具を使って
トイレ直近の配管部分を清掃してみて、特段の詰まり箇所は発見できない。
「であれば、」ということで、問題のトイレで排水させてみたところ、
みごとにトンネルが開通してくれた!
その後、確認のためにトイレットペーパーを数回、各所から流して
いずれも正常に動作されていることを確認させていただいた。
最近のトイレの方が「節水」機能の強化ということから
一部経路にボトルネックが生じやすくなっていて
そこに「大量の」ペーパーを使ったりすると、詰まり発生確率が高まるとの説明。
いやはや、いろいろ勉強させられます。
2回2日間にわたってのメンテでしたが、トイレ配管だけに「奥が深い」。
そういうことでメデタシということでしたが、
こういう機会があってはじめて外部汚水配管経路が特定されて、
今後のメンテナンスにたいへん大きな知識を得られました。
プロの方からは「冬場になると大変なんですよ」という声を聞いた。
外部マンホール位置については、住まい手も知識を持つべきですね。ふ〜〜。
Posted on 7月 24th, 2019 by 三木 奎吾
Filed under: 住宅マーケティング, 住宅取材&ウラ話
コメントを投稿
「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」
You must be logged in to post a comment.