昨日は掛け持ち日程。
午前中に社内打合せ、契約対応打合せを済ませたあと、
工事現場で設計の丸田絢子さんと各種決定を済ませ、
午後は北海道建築指導課の住宅施策会議に参加。
3年間論議してきた内容がほぼ一段落して、
来年度30年度以降の展望についての会議でした。
とくに既存住宅についての制度設計については、意見を持っております。
その後、やや早退させていただき函館までの列車移動。
きのうきょうは新住協北海道地区大会in函館であります。
どうも最近、JR北海道の料金値上がりが目立つ。
以前は札幌函館はそんなに高いと感じなかった。
仕事関係で青森までよく往復で利用していたのですが、
だいたい18,000円程度で往復できて、そこそこ使い勝手が良かった。
函館での「途中下車」対応についても融通が利いていたように思う。
多少時間はかかるけれど、その分ピックアップ的な仕事対応も可能だった。
けれど、新幹線が函館に繋がって以来、
どうも「高くなるのは仕方ないでしょ」みたいな経営姿勢が目に余る。
別に新幹線にまで乗りたくない、函館-青森間は在来線でいいよ、
というのが大多数の地域の声だと思うのですが、
これを全部無視して、実質倍くらいの運賃上昇を平気でやっている。
本州首都圏地域でも、別に新幹線ばかり利用はしない。
コスパを考えて経済範囲限度のコストでみんな考えて利用している。
函館-青森間でそんなに高コストを回収できるビジネスが多いとは思われない。
今回、頻繁な移動を計画してみると、この区間の運賃上昇の異常さが
まさに非常事態だとしか思われません。
しかもこの時代にネット購入システムを一度中止してしまったJR北海道。
あまりの惨状にJR東日本が再開の支援をしたようです。
この新幹線余波で札幌-函館も片道で約9,000円に運賃上昇。
たぶん、2割以上の価格上昇ではないでしょうか。
今回はやむなく利用はしましたが、以前に較べ乗車率激減の様子。
以前はほぼ満席だったけれど、きのうは乗車率2割程度か。
札幌-函館だけで往復2万円近いというのは、
関西へのアクセスで往復実質2万円程度などを考えれば呆れる。
ビジネス的見込みがそこまであり得る人しか利用できないか、
観光目的だけしか行けなくなってきたのではないか。
どう考えてもコストパフォーマンスが悪すぎる。
こうしたことが放置され続けていくと、青函地域の経済低迷を招くのでは。
新幹線開通による不景気が危惧される。
どうも本気で心配な状況になっているようです。
Posted on 3月 17th, 2018 by 三木 奎吾
Filed under: 日本社会・文化研究
コメントを投稿
「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」
You must be logged in to post a comment.