本文へジャンプ

北海道全域、暴風雪

1611

きのうは、北海道内の工務店グループ・アース21の例会。
が、遅れていった会場では、道内東部からの参加者がやや少ない。
事情を聞いていると、オホーツク側の各地では
陸の孤島になっているような状況なんだとか。
関東甲信を襲った低気圧、その後北海道の東部海上で異常発達し
冬型の気圧配置で、暴風雪を招いているようです。
まぁ札幌でも、この数日断続的な暴風雪が続いていますが
東部の方では、その荒れよう、ハンパではないようです。
以下、新聞の記事から要旨抜粋。

北海道内の暴風雪、孤立なお900戸 JR105本運休

 関東などに大雪を降らせた低気圧が千島近海に停滞した影響で、
道内は18日も大荒れの天気が続いた。
道路の寸断で、根室管内などでは約900戸がいまだ孤立状態となっている。
札幌管区気象台は荒天のピークは過ぎたものの、
太平洋側東部では19日明け方まで局地的に猛吹雪が予想されるとして
注意を呼びかけている。
 同気象台によると、午後11時までの24時間降雪量は
留萌市幌糠で32センチ、根室管内中標津町で26センチ。
最大瞬間風速は同管内羅臼町で36・1メートルを記録した。
 道警によると、19日午前0時現在、道東を中心に国道9路線10区間、
道道70路線86区間が通行止めとなっている。
道によると、道道の通行止めに伴い、根室、釧路、オホーツクの3管内では
午後7時現在、911戸が孤立状態のまま。
3管内の避難所には計21人が自主避難している。
 中標津町の養老牛温泉では16日夜から45人が
宿泊施設に足止めされたまま。一方、850人超の観光客らが
足止めされていたオホーツク管内斜里町ウトロでは18日夕に
国道の通行止めが解除され、約35時間ぶりに交通網が回復した。
雪崩で通行止めだった国道230号の中山峠は午前11時に開通した。

Replan北海道の創刊の頃、
北海道内各地域に取材を広げるために積極的に
動いていた時期があります。
で、いまのような時期に3泊4日くらいの日程で取材にカメラマンと向かった。
そうしたら、ちょうど暴風雪にあたって、
それこそ誇張ではなく、視線を彷徨った経験があります。
不思議と外観撮影の時だけは暴風雪が一段落して
仕事の方はなんとか片づけられたのですが
移動で、弟子屈までの移動予定で約20kmほどの距離の道を走ったとき、
夕方4時頃出発して、まったくのホワイトアウトに突入。
道路沿いの紅白のポールの1本1本を確認しながら
時速10kmくらいでしか走れなかった・・・。
まぁ、生きた心地はしなかった。
たしか、4時間くらいかかったように記憶している。
なんとかたどり着いた温泉宿では、室内の温泉にもかかわらず
窓ガラス側に巨大氷柱が生成されていて
その湯船から出ることがしばらく出来なかった(笑)。
いや、北海道では年に1〜2度はこういうホワイトアウトに出会う。
本当に気をつけなければなりません。

コメントを投稿

「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」

You must be logged in to post a comment.