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満開・展勝地の桜

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きのうは盛岡の石割桜をご紹介しましたが、
ものの本や情報を見てみると、石割桜の品種はやはり、
エドヒカンザクラというのが正しいようです。
わたしの欲耳(?)のせいで、エゾと聴き間違えたものと思います。
この品種に何かを掛け合わせたのが、ソメイヨシノだとも聞きました。
って、申し訳ありません、これも伝聞ですね(笑)。
どうも桜の品種がどうこうというのは、不粋ということでしょうか。
単純に桜の美しさを楽しめればいいと思います。
今回の出張では、岩手県がメインでしたので、
仙台からの行き帰り、どうしてもここを見たくて、
早朝、行って参りました、北上・展勝地。
北上川の流れに沿って広がる河岸公園一杯に植えられた桜並木。
東北各地、色々な桜の名所がありますが、
便利が良くて、いちばん見に行くことができる場所です。
っていっても、今回のような満開ぶりは初めて。
芽吹きはじめる新緑と、淡いピンクの桜のコントラスト、
ゆったりとした北上川の流れ。
やはり、東北中でも1,2を争う名所と言えるでしょう。
早朝、7時台だったので、まだ散策している人も少なく、
まるで、満開の桜をぜいたくに楽しめました。
桜の木の間には、ツツジの木も植えられています。
こちらはもう少し後から、これもいっせいに花開きます。
こっちもいい風情で、楽しみではあるのですが、
今時期は新緑で、桜にコントラストの色合いを提供しています。
この展勝地、みんなの篤志で植えられた桜が育ってきて名所になったものとか。
弘前城の桜や、角館の桜が武家由来の歴史性を感じさせるのに対して、
大変庶民的で、好感ももてる次第です。
いっとき、癒される光景にうっとりさせられておりました。
大変、命冥加な思いをいたしました、ありがとう。

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