本文へジャンプ

屋根の建築

日本中を歩き続けてきて だんだん、北海道だけの視点ではなくなってくるのだけれど、 住宅性能の面でも、 国交省などが、基準や政策的にある方向性を定めて 住宅の関連業界を引っ張っていきはじめてきている。 そういう意味では、む […]

飛騨の匠の都市デザイン

高山の街、旧市街を歩いていると やたら、ミシュランガイドを持った西洋人旅行者に出会う。 どうも、日本での観光スポット都市として3つ星がついているのだそうです。 まぁその慧眼には恐れ入りますね。 こうした街並みがすべて木造 […]

北海道開拓期の「芸能」感覚

写真は、先日の連休の時に十勝を走ったとき、 ふと足を向けた「開拓期古民家」展示の様子。 大正期か、昭和初期か、そのあたりなのでしょうか、 70〜80年前くらいの生活雑貨がたくさん展示されている中に こういう「凧絵」を発見 […]

住まいの「気品」

写真は、沖縄・美ら海水族館に隣接する民家園から。 「地頭代の家」という住宅の正面からのたたずまいです。 沖縄の伝統的な家には、「ヒンプン」と呼ばれる外部自立壁があります。 これは、一般的にはこんなふうにいわれている。 琉 […]

古物への愛着心

旭川市の中心市街地を貫く4条通りに面して 昔から古物商があって、そのたたずまいに目を引かれ続けている。 時間の経過を拒否するかのような、 そうしたモノたちの集積が、なにかを訴求するのだと思う。 で、先日の旭川訪問の折、 […]

旭川の旧家探訪

先日の日曜日、カミさんの母親に頼まれて 旭川にある古い賃貸住宅を見に行きたい、という願いを叶えてきました。 まぁ、こういった類のことはが嫌いでないことは このブログの読者のみなさんはご存知でしょうか(笑)。 カーナビはま […]

均整の美しさ

写真は宮城県内の武家の古住宅建築。 門のフレームで区切られた先に、均整の取れたプロポーションが端座する。 屋根の架かり方が、なんともその量感といい、 質感といい、そして姿形といい、なかなかに見事。 入り口の開け方もいいで […]

木造の外殻デザイン

写真は、北海道上ノ国町に残っている古建築エントランス。 江戸期に旺盛だったニシン漁などの網元の家です。 その後の明治期にはニシン漁はもっと巨大ビジネス化するので こうした「番屋」建築はもっと巨大化するのですが、 その建築 […]

来年は巳年ですね

写真は、10月はじめの気仙地域訪問時の古民家でのひとこま。 ヘビって、こういう彫り物としては造形化しにくい素材。 そういうなかでは、この彫り物、バランスは悪くない。 ただ、造形的にどうしても真ん中あたりに重量感を持って来 […]

雨戸収納のデザイン

日本の住宅から姿を消しつつあるものに 「雨戸収納」があります。 アルミ製のものはいざ知らず、木製の雨戸はほとんど新築では見られない。 雨戸を開け閉めするという行為は、 家のメンテナンスを習慣づけるのに、たいへん有効だった […]