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「いわて住まい塾」

岩手県って、北海道以外ではいちばん住宅性能についての 建築関係者の熱意が強い、というか、 その情報交換ネットワークが力強い地域ではないかと思っています。 北海道では、官民学のネットワークが 同じ気候条件を共有しているとい […]

略奪可能な食品庫

写真は奄美地方から移築して神奈川に再現された「倉」。 すごいんですよね、植生なんかをみると わたしのような北海道から見に行く人間からすると 熱帯の、ポリネシアくらいな感じを持つ。 夏期は実際、神奈川ってそれくらいな気候地 […]

光の制御

西洋近代主義が導入されて、近代的な工業製品を住宅に利用するまえの段階では ごらんのような光の制御方法が日本家屋では一般的。 というか、窓を開けるというのが大変技術的にも手間がかかっていたので、 こういう床の間空間を照らす […]

伝統的な半外部空間

先週末くらいから休暇入りという人も多いようですね。 最近は帰省、という夏休みスタイルはどうなんでしょうか? 日本って近代化がヨーロッパの国より4倍のスピードで達成されたと言われます。 その過程で農村から都市へと労働力の移 […]

都市型豪雨

なんとも傷ましい事故が報道されていますね。 首都圏の一部を襲ったゲリラ豪雨。 下水作業中のみなさんが流されてしまったという事件。 うちのスタッフも当日、東京都内で行動していて動けなかったそうです。 雨の降り方がまるで南の […]

土間の心地よさ

いつも感じることなんですが、 現代に建てられている住宅と、古民家を比較して 最も顕著な違いは、土間の有る無し。 古民家に行って土間がないという住宅はまずありえない。 土間って、広大な土という調湿作用装置とも言えます。 な […]

豊かな食の装置

写真は古くからの商家のなかの土間にしつらえられた「かまど」。 3口もの鍋穴が開けられていて、 大量の調理が可能になっていました。 住宅というものは、なによりも寝食、ということばがあるように 安全に寝ることと、心安らいで食 […]

200年住宅とオール北海道

さて、このブログでもいろいろ取り上げてきている 国交省の「200年住宅・超長期住宅」補助金政策。 600数十件の応募に対して、第1回の結果としては40件が認定されました。 新築の分野での提案では、採用率5%ほどという狭き […]

気密化について

木造の建物で、室内の環境をエネルギーロスなく 温熱環境を維持するためには、それがコントロール可能になっていなければなりません。 これまでの日本家屋ではそういうことができなかったのが 生産のプロセスで「気密化」施工を上手に […]

北海道版200年住宅スタート

きのうも触れた、国の超長期住宅・200年住宅事業に応募して 地方公共団体としての北海道が地域の工務店などを組織化して 地域住宅運動として取り組もうという 「北方型住宅ECO」。 昨日朝10時から、北海道中のビルダーさんた […]