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和のくらしの美しさ

取材に出ると、その土地土地で残されている 古民家や古建築にカメラを向けることが習慣化しています。 その土地の気候風土の中で暮らしてきた実感的な部分が容易に伝わってくる。 写真は、今回出張で2泊せざるを得なかった(笑) 岩 […]

外界を感受する室内壁

壁というのは、住宅にとってどんな存在か? ふむふむ、って、悩むような問題ではないでしょうけれど、 でも、日本の木造住宅にとっての壁の認識と、欧米住宅の壁の認識は どうも違うように思っています。 ちょうど日本語の「窓」が、 […]

円窓の日時計

先日の見学会より。 円窓って、日本の建築ではけっこうポピュラー。 精神性を表現する重要な建築装置として いろいろに見る機会が多い。 住宅用でも、たぶん、サッシ屋さんの品番にもあるのではないかと想像します。 ただし、今回見 […]

地熱利用アースチューブの可能性

見学会で見た武部建設さんの江別市野幌の住宅。 写真は、施工された「アースチューブ」の温度変化の様子です。 ピンぼけ風になっていますが、左は吸気側で、右は室内側の温度。 アースチューブというのは、地熱を暖房や冷房に使って […]

アトリウム空間の開放性

大学って、 ひとの教育と言うことに特化した組織。 ビジネスとしてみたときには、その資産って、 通常の会社のように、商品があって、その流通組織とか、 生産工程とかがあるわけではない。 したがって土地とか、建物くらいしか基本 […]

日本建築の独自性論

きのうは、札幌市立大学の札幌駅前ビルで 東大名誉教授であり、日本学士院会員でもある、 内田祥哉先生の講演を聴いて参りました。 NPO法人の「北の民家の会」がお招きしたところ、 こころよくお引き受けくださって実現したもので […]

屯田兵屋の開口部

わが家は、札幌市西区の琴似に近い山の手にあります。 琴似というのは、明治の開拓の頃には「屯田兵」の集住が行われた地域。 すぐ近くに通っている通り、琴似栄町通というのですが、 事務所は、この通りに面しております。 この通り […]

RC外断熱の威力

写真は、先日のアース21旭川例会の様子。 会場は北総研の会議場です。 この会議場は本体構造とはやや違って、 ここだけがRC造で、円形の壁で囲まれた空間になっています。 断熱も、外側でぐるっと回される外断熱です。 外断熱と […]

Q1.0NEXT_鎌田紀彦ゼミ

きのうは、伊達を早朝7時半に出て札幌に帰還。 10時から鎌田紀彦先生と仕事の打合せでお会いしまして、 その後、午後3時からは、今度は新住協の北海道のメンバーと 鎌田先生による、表題のようなゼミナールであります。 朝、先生 […]

床の間の用途

日本の住宅の中に、 こういう床の間って、ある時期まで判で押したように 大量生産されたのでしょうね。 日本の木造在来工法の空間性を象徴的に表すデザインだったのでしょう。 意味がどうこうよりも、床の間がある、というのが、 日 […]